- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334927073
作品紹介・あらすじ
自称「家族思い」の中年男が飲み倒して早朝帰宅すると、食卓には妻のショッキングな置き手紙が-(表題作)、赤いフェラーリを乗り回す自称「人気者」の住職が友人の子供を預かった。しかしその子はまったく笑わない。何故?(笑わないロボット)、こんな奴らがたんまり住む町には「退屈」という言葉はない。
感想・レビュー・書評
-
可笑しく、切なく、そして、ほっこりしました☆彡
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こってこての大阪の馬鹿で愛すべき男たちの連作?オムニバス。関西弁(河内弁)が嫌いな人は読めないかも。しょーもない男のプライドを軸にした、泣けたり笑えたりする内容。自分語りなので最初は読みにくかったが、読み進めるうちに住人になりたくなってしまった。読み終えた時は心の中がぽっとあったかくなっていた。
-
タイトルに惹かれて手に取った
いつも通りの中場さん
メッチャもっちり -
2014.11.29
北京飯店へようこそ
垣根の垣根の曲がり角 -
なかなかどの話もほろ苦いけど
もれなくハッピーエンドだからうれしい!
愛するひとがいるってしあわせ -
読み終えて、ものすごく不思議な感じがしました。読み進めるうちに、あの人も、この人も、どの人も、すべての人がいとおしくなってきます。もちろん、悪さもするのですが、どこか、憎めない、それぞれ事情があるんだな、と。
パッと見、怖いけど付き合いだすと離れられない、そんな感じの本でした。 -
「自分好き、オレ!オレ!オレ好き!」な男たちが登場する連作短編集
馬鹿でツッパってるくせに、実は情けない
そんな可愛げのある男たちの魅力満載
大阪、泉南が舞台なんで、言葉が荒っぽくて
そこがまたいい味出てる
これ読んでると、男ってホント女の掌で踊ってるんだなぁって気になってくる(笑)
文句なしに楽しめました♪ -
自分大好き。でも人を愛さずにいられない、小市民たちの連作短編。
-
自称「家族思い」の中年男が飲み倒して早朝帰宅すると、食卓には妻のショッキングな置き手紙が―(表題作)、赤いフェラーリを乗り回す自称「人気者」の住職が友人の子供を預かった。しかしその子はまったく笑わない。何故?(笑わないロボット)、こんな奴らがたんまり住む町には「退屈」という言葉はない。
-
題名と表紙の絵とのイメージが合わないので、思わず読み始めてしまいました。そうしたら「自分が一番好き」というはちゃめちゃな登場人物たち。でも心温まるストーリーもあり、面白い本です。最後の方で表紙の可愛い仔犬の意味がわかります。