- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334927233
感想・レビュー・書評
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誉田哲也っぽくない(^^ゞが、正直な感想でした。誰も死なないし、ハラハラドキドキもしない。だけど、ゆる〜くてホッとする脱力系なお話でした。一周360°撮影できるパノラマカメラを軸に流れていきます。今はスマホでパノラマ写真が撮影できる時代ですが、フィルムの銀塩写真も味があっていいですよね(^^)
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正直主人公のウジウジ加減が鬱陶しいが、写真を通して成長していくのが青春、思春期って感じでした。
脇を固める人達が魅力的で主人公を支えていてとても気持ちよく読めました。 -
映画化にあたり読んでみました。だいぶ対象年齢層は下の方かな、読書入門には良い作品だと思いました。読みごたえはないけど軽い感じでこれはこれでいいのかもしれません。めちゃくちゃ長いパノラマ写真がイメージつきにくいので小説の映画化はあまり好きではないけど、この作品は映像で見る方が楽しめるような気がしました。
宏伸のキャラクターがいわゆるクラスの地味系で最初から存在感がなく、そんなやつが何の事件もないまま卒業製作を仕切って大成功だよーみたいな流れがいまいちピンとこなかったです。個人的な盛り上がりはひまわりの写真を現像したあたりかなぁ。その写真を認めてみんなの前に引っ張り出したのが三好以外だったら後半も盛り上ったのかな。三好のキャラがどうも好きになれなかったです。ちょっと足癖悪すぎて不快でした。 -
内容(「BOOK」データベースより)
人気者だった親友の洋輔が転校してから、宏伸の毎日は冴えない感じだ。特にやりたいこともなく、クラブ活動の写真部でも、部長からしかられてばかり。そんなある日、祖父の古道具屋で、大砲みたいにごつい不思議なカメラに出合う。世界一長い写真が撮れるカメラって!?その日から、宏伸の日常がきらめき始める。ワクワクして胸にジンとくる、青春小説の新たな傑作。
ストロベリーナイトを最初に読んで、そのえげつない感じにどんよりしてしまったので、それ以降は武士道シリーズしか読んでいません。武士道シリーズ大好きなので完結してしまって本当に残念。もっと早苗ちゃんを見守りたかった・・・。
この本も青春ど真ん中な感じの本で、どんよりした少年が不思議なカメラと出会う事によって自分に自信が出て、自分の自我が確立していく成長物語です。悪くないのですが、どんよりしている割には人間関係恵まれているし、皆から地味に愛されているので、ぼっちの寂しさみたいなものは無いんですね。もうちょっとその辺を書き込んでもらって、成長の過程に深みが欲しかった。
カメラの存在が強烈なので、ドキュメンタリーみたいなタッチになってしまっているような気がします。その裏面に有るものが見えてこなかったです。興味深く読みましたので十分いい本だと思います。 -
実写映画化されるということで読んでみました。
最初はちょっと物足りなさを感じたけど、ラストに近づくにつれ感動したー。
まさに青春!!!✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。 -
読みやすかった。好きな作者の一人。少年が大切なものを掴んでいく様子が軽いタッチで表現されている。作者の青春物はなんだかじんわり後味が良い。
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若い子が一生懸命何かをする話は好きです。
あと2つくらいエピソードがあれば薄い感じがなくなるのでは…。 -
娘用