ストーンエイジCITY アダム再誕

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 18
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334927332

作品紹介・あらすじ

母を知らず、愛を知らず、屹立する孤高。あれが、再び進化をはじめる、新しい人類の父。…なのか?熱海港から船で25分の距離に浮かぶ初島。その地下には、巨大バイオ企業「ESテック・ジャパン」の本社があった。医療・美容・環境にまつわる最新ビジネスの研究と並行して、ここでは多くの計画が進行していた。それは、人類の始祖・Y染色体アダムの正体を探ること。人々を植物化して環境適応させること。そして、ホモ・サピエンスではない、滅び去ったはずの人類の行方を追うこと。進化の果て、ヒトは、一種しかいなくなった。寂しくは、なかったのだろうか。

感想・レビュー・書評

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  • まさかこの物語の着地点がこんなところになろうとは思いませんでした。最初の遺伝子組み換えの世界企業からここまで物語が繋がるのは、物語の力ですね。全作通して読むと、まだまだ面白さが増しそうです。進化を間違えた人類の物語三部作、読んでいない人は三作全部読むべし。

  • やっと完結。滝田さんご苦労様。

  • 描写が長くてテンポが悪い。
    斜め読み。
    ストーリーも訳わからない。

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著者プロフィール

ふじさき・しんご 1962年、東京都生まれ。米メリーランド大学海洋・河口部環境科学専攻修士課程修了。科学雑誌『ニュートン』編集室に約10年間在籍。英科学誌『ニューサイエンティスト』に寄稿していたこともある。1999年に『クリスタルサイレンス』(朝日ソノラマ)で作家デビュー。早川書房「ベストSF1999」国内篇1位となる。現在はフリーランス。ノンフィクション作品には生命の起源に関連した『辺境生物探訪記』(共著・光文社新書)のほか『深海のパイロット』(同前)、『日本列島は沈没するか?』(共著・早川書房)がある。小説には『ハイドゥナン』(早川書房)、『鯨の王』(文藝春秋)など多数。



「2019年 『我々は生命を創れるのか 合成生物学が生みだしつつあるもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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