長い廊下がある家

著者 :
  • 光文社
3.55
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本棚登録 : 1268
感想 : 201
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334927363

感想・レビュー・書評

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  • 火村×アリス短編集。どの作品も面白かった。表題作の見せ方が良かった。一番好みは、最後のロジカル・デスゲーム。

  • 短編集。火村シリーズ。
    ひとつひとつが短いのでテンポよく物語が進んでいく。長編であったなら、もう少し読者に考えさせるところもサラッと解決してしまう。それが短編のいいところでもあり、残念なところでもある。個人的には最終話がいちばん面白かった。

  • 4

  • 全4編のうち、いちばんスリルがあって、ドキドキワクワクしながら読めたのは、ロジカル・デスゲーム。短かかったけど、テンポ良く話が進み、ジェットコースターみたいだった。長い廊下がある家は、トリックが絶妙。

  • 図書館で借りた本。
    短篇集。100メートル以上離れた隣の家と地下廊下でつながった家が廃墟となっていた。その地下室で女性の幽霊が現れるらしいと、泊まり込みでロケをすることになっていた所に、迷い込んだのが火村のゼミの日比野だった。他、3話。

  • タイトルに惹かれて図書館で借りた。
    有名な火村シリーズだった。
    ロジカル・デスゲームが1番面白かった。

  • 金婚式の話が良かった

  • 廃村に踏み迷った大学生の青年は、夜も更けて、ようやく明かりのついた家に辿り着く。
    そこもやはり廃屋だったが、三人の雑誌取材チームが訪れていた。この家には幽霊が出るというのだ―。
    思い違い、錯誤、言い逃れに悪巧み。
    それぞれに歪んだ手掛かりから、臨床犯罪学者・火村英生が導き出す真相とは!?
    悪意ある者の奸計に、火村英生の怜悧な頭脳が挑む。
    (アマゾンより引用)

    短編集。
    表題作は何となく分かりにくかった

  • 火村シリーズの19冊目の本。中・短編の4作収容。

    本題と同名の作品では、二つの家屋を結ぶ長い地下通路を舞台にした殺人事件が扱われる。誰もが犯行を為し得ない状況に思えるが、火村の推理によって解決に結びつく。
    個人的な秀作は「天空の眼」。火村に代わり有栖が心霊写真と転落事故の真相を解く。写真の真実を追って撮影場所にたどり着いた有栖が理由を悟る情景が印象的だった。
    「雪と金婚式」では犯人のアリバイ崩しを、「ロジカル〜」では火村と犯人の心理戦を描く。それにしても確率問題は惑わされる。

    ◯収録作
    長い廊下がある家/雪と金婚式/天空の眼/ロジカル・デスゲーム

  • 安定のおもしろさ。長編のドキドキハラハラが長く続く楽しさが好きだけどすっとした切れ味の短編も好き。今は慌ただしいから短編のが読みやすいかな。学生アリスシリーズも読んでみたい。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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