アッティラ!

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著者 : 籾山市太郎
  • 光文社 (2011年11月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334927905

アッティラ!の感想・レビュー・書評

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  • アッティラって音楽用語かと思ってたらアッティラ王のことやった。
    最後まで勢い良く読めたの久しぶりかも

  • 第4回小説宝石新人賞受賞作品。

    表題の『アッティラ!』他2編を収録。
    お酒を飲んで音楽を聞きたくなる本。

    楽しい嘘をついてくれたな、という印象。設定や背景が意外にしっかりしているので、こんなこと本当にありそう、と思わず信じてしまう。それなのにお伽噺を読んでいるような、ふわふわしたあったかい気持ちにもさせられる。不思議な本。お酒を飲んで酔っ払った頭で見た一夜の出来事、という感じ。
    飲んで歌って踊って、のアッティルカイラーの生き方は楽天的ではなく本当の意味でのポジティブだと思った。幸も不幸もひっくるめて受け入れて、「素敵」と言ってしまうあなたたちが素敵。
    挿入されている歌詞もとっても素敵ですね。素朴であったかい気持ちになれる。

  • 表題作 アッティラ! 面白かったです。
    他、2編にもいえることですが、悪いひとが出てこない。
    ムネがむかむかするようなことは起こらない。
    ただ、ちょこっとワクワクする事件が起こる感じ。
    他、2編のようなお仕事モノより、アッティラ!のような音楽モノのほうがもっと読んでみたいなと思いました。
    「赤○は人に与えたものの総和 白○は人から与えられたものの総和」
    「赤○が大きい人はお人好し 白○が大きい人はわがまま 両方○の小さい人は男の乳首(どうでもいいものの意味) 両方○の大きい人は素敵な人です」
    与えた人も与えられた人も、両方○が大きくなるっていう考え方はいいなと思いました。

  • フン族の王・アッティラの名を冠したこの作品、書店で見掛けて気になったので予約。表題作含む3編収録の中編集。うーん…内容がなんとなく入ってこなくて辛かった…。なんか思ってたのと違ったもので。表題作よりもこの中で一番短い「ほもよろを」が好きだったかな。というかこれがデビュー作なのか。多少粗があるのもそれもまた味ってことかな。2012/075

  • 3つの話の短編集。

    個人的には「ほもよろを」が一番良かったかな?

    強引に持ってくる感じがありなのか?どうなのか?

    まぁイインじゃないかなと思います。

  • ①アッティラ
    アッティルカイラーたちの自然な受け入れかた、いいなぁ。自分を、誰かを受け入れることで幸せに。与えた○も与えられた○もすべて。
    いろいろな思想の中にも、いろいろな物事の中にも、それぞれの神々がいるのであれば。
    ②「ほもよろを」③「マルチャペル」ちょっと笑えて、人生観を考えるようなお話

  • 名古屋出身の作家のデビュー作。
    音楽、祝祭、記憶、不思議な符号…。ジャンル分け不可能で、でも読んでると楽しくてやめられない。
    これは掘り出し物。

  • 図書館で誰も借りていない新刊でした。主人公達が音楽や景色に感動する様子が上手い。一緒に感動してしまいます。表題作も面白いんですが、「ほもよろを」と「マルチャペル」の言葉遊びが無茶苦茶面白い。落ちで「ほもよろを」が出た時には電車の中で笑ってしまいました。新人さんみたいですがお勧めです。

  • 表題作のモデルの飲み屋で当時飲んでました^^

  • 3話の物語は『原点回帰』がテーマの様です。
    一話目の【アッティラ!】は4世紀のゲルマン民族大移動の時代に世界に散らばって行った現代のアッティラ王国の子孫がアッティラ王神の夢告げにより集い、そして移動していくお話。マイノリティの強さと心の豊かさそして王神への原点回帰が音楽好きの日本人と触れ合いながら語られていきます。
    2話目【ほもよろを】は主人公が転勤を機にふとしたことから知り合った老婆とのお話です。老婆が亡くなった連れ合いとの思い出を楽しかった思い出だけに書き換えるため認知症のなかで幼児時代まで精神回帰していく物語を第三者の主人公が一人称で切々と語ります。
    3話目【マルチャペル】は主人公自身が自分の名前に祖母を偲びながら交配改良された木々が先祖返りしていく姿を己の成長に映し原点を覚っていく、やはり『原点回帰』がテーマとして根底にありました。

    原点回帰・・3話とも人にとってとても大切なことを教えてくれるものでした。

    読後感=私の原点は???・・・・・

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アッティラ!の作品紹介

突然町に現れた大きなキャンピングカー。その中では、アッティルカイラーと名乗る移動民族が夜な夜な彼ら独自の音楽を演奏していた。会社員、キャバクラ嬢、パニック障害。少しの寂しさを抱える町の住人たちは、アッティルカイラーたちが奏でる音楽と振舞われる料理に惹きこまれていく。恋は素敵!酒はうまい!子供はかわいい!アッティルカイラーが紡ぐ極彩色のフレーズが、何の変哲もない彼らの生活を鮮やかに染め上げていく!第4回小説宝石新人賞を受賞した表題作のほか、書下ろし中編を含む3編に流れるのは、人生を照らす肯定感。

アッティラ!のKindle版

アッティラ!の文庫

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