- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334928001
作品紹介・あらすじ
ほぼ同時に彼女に振られて失意のどん底にある三人は、大学時代の同級生。あこがれていた先輩・河島美紗子と再会し、彼女がはじめた男性向けエステの第一期特待生になった。見た目だけでなく内面も磨き上げ、目指すはずばり、モテ男。空振り三人組は美紗子が揃えた腕利き講師たちが用意する課題の数々をクリアし、見事モテ男になれるのか。
感想・レビュー・書評
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あっという間に読了。
最近の本の中で一番さらさら読めました。
石田衣良さんの本には
シューカツ、コンカツ?がありますが
それに並ぶような、友だち同士目標に向けて頑張ろう!
みたいなストーリー。
こちらは冴えない独身男子がいい男を目指すと言った内容。
行動を起こさせてくれるような本は好きなので
この本のエステに通おう、ナンパをしてみよう、いい服を新調しよう、本屋に通ってみよう、といった指示と行動の内容が好みでした!!!
私もこれをきっかけに
より自分磨きに勤しもうと思いました。
あとお金を惜しんでちゃだめだな!とも思いました。
そして私もこんなキラキラな人たちに指導されてみたい笑
男性の方が自分磨きをしないとか、
日本人の未婚率が年々高くなっているとか、
ほんとそうだよなあと考えさせられる社会?問題も多くて面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同じ時期に彼女に振られた30代の男3人。男性向けエステの第一期特待生になった彼らはそこで外見に気を使うこと、それでいてファッションに気を使いすぎないこと、相手の気持ちを理解することなどを学んでいきます。
男同士の漫才のような掛け合いが面白い。3人ともタイプは違うけれど、それぞれに好感が持てます。 -
こうやって頑張る男性は好ましく思う。
私も頑張ろっと。 -
時事ネタ、キーワードなどを取り込んで物語に仕上げることが非常に巧みであると感じてます。このときは、きっとMen'sエステがそのキーワードだったのでしょう。TOPICとNEWSを巧みに取り入れるI.W.G.P.が軽妙な中小編の連なりであるのと同じように軽妙にMen'sエステが語られます。それをうまくまぶしてお話は軽妙に進みます。自分磨きがとか説教臭くもなく、とは言え、その時では先端的なキーワードを一般に落とし込まれており、時代背景とともにふむふむと味わえました。クルーズ船のお見合いってありましたね。
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テンポのいい展開はさすが。とは言えなかなかページが進まなかったのは、ストーリー自体が好みじゃなかったからかな。特にナンパトレーニングの部分では即打ちという表現に対して一人くらい嫌悪感持つ人物がいてくれたら感情移入できたのかも。
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婚活・恋活、女性目線のものは多いけど、男性目線のものは初めて。
世の男性たちに是非読んでもらいたい。
女性にとっても参考になると思う。 -
「ほんと、最近、カクサカクサと騒ぎすぎなんだよな。いったい日本にいつ平等な時代があったっていうんだよ。金でも恋でも仕事でも」 (P58)
「だからいったでしょう。教養には完成なんてないって。でも、そこに至る方法はある。今日みたいに五千円もって、月に二回書店をのぞく。それを二年三年と続けたら、自然にそれなりに教養のある人になるの。それも今回みたいにすこし背伸びして、女の子に見せてはずかしくない、教養が身につきそうな本を、無理して選び続けていけばね」 (P119) -
30過ぎの大学時代の腐れ縁3人組が、同時に彼女に振られるが、
サークルの先輩の経営するエステで「素敵な男性養成講座」一期生と
していろいろな訓練を受ける。
マッサージ、書店での本購買、服を買う練習、ナンパの練習、
初対面女性との一対一の会話、等。
背伸びをしない、相手に共感する、自分に自信を持つ、そんな事が
重要だという雰囲気。
魚崎さんの告別式参列で富山への往復の電車内で読む。 -
久々の新刊!相変わらず場面設定力が素晴らしいですね!ありそうでなさそうなきわどさが面白い!
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同時期に失恋した3人の男たちが、美紗子先輩のエステサロンで外見と内面を磨いてモテ男になるためにがんばる。正直、モテたいという気持ちはわからないのだけれど、がんばる3人のことは応援したくなった。一般的な女性が男性のどこを見ていてどこに惹かれるか、いっぱい書いてたけど、これ一般的に当てはまるのかな。美紗子先輩か詐欺師だったらどうしようと思ってたけど、そんなことはなかった。どうでもいいけど、美紗子先輩と聞くとファブリーズのCMを思い出す。
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可もなく不可もなくって感じ
男のモテに肌の綺麗さって必要かなぁ?
二週間に一度本屋に行くのはいいと思った
女性もこれはしたほうがいいなと
普通だった -
コンカツ?のシリーズと思って読んだけど、コンカツより面白かったかなあ。女性としては嬉しいことがたくさん書いてあるけど、男性からしたら、素直に受け入れられる小説なのかは気になりどころ。
あとは所々時代を感じる描写があったけど、変わらないんだなあと思える部分もあったので、ある意味勉強になりました。
2017.01.24 -
同時期に彼女に振られた30代の男3人がモテ講座で成長していく話。この本では男女間だったけど、どんな人に対しても使えそうな事がたくさん書いてあった。そういう意味でけっこう参考になった。
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モテない男たちの改造講座物語
ありきたり -
婚活のハウツーもの?あまり現実的に思えない。盛り上がりにかける。
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女性の気持ち、何故こんなに分かるのだろう?と思わせてくれる
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う~~~~~ん…
イマイチ…
ヤッツケシゴト?
辛口ですみません -
エステのシーンがとてもリアルでうらやましくなった。
基本的には石田衣良!笑
軽く読めておもしろい。 -
やや軽いけどハートがあって良かった。
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持てない男たちのがんばり、楽しく読めた。時に笑えたり、なるほどなぁって思えたり。
草食系男子がさけばれれる最近、ほんとにこんなサロンあったりするのかも。 -
ならほどぉっと思える話。
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見た目も仕事も学歴もパッとしない3人の仲良し30男が、ほぼ同時に彼女に振られ、大学の先輩でエステをやっている美貌の女社長の男子改造講座を受け、モテ男に変身を試みるという小説。エステをやり自分に似合う服を着て、教養と度胸をつけていく。いい女ほど性格が良いとか、女性は常に容姿を比較され続けているとか、軟派に慣れている見た目が良い女のほうが成功する、とか面白い視点はあるのだが、著者は男性なので、実際はどうなのか信憑性は薄い。可もなく不可もない平凡な小説。
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婚活にいそしむ愛すべき中年3人のストーリー。
恋愛コンサル需要は確実にありそうだ。 -
軽い感じでサクサク読めて楽しめた。
モテない男3人が、女心を学んで、外見内面共にレベルアップしていく話だったが、芯のパーソナリティは変わらずに少しの行動や習慣、考えが変わる程度にとどめている点がリアリティがあって良かった。
実際の女心の部分は半信半疑で読み進めていたが、「本当にそんなものなのかな?でも確かに言われればそうだよな〜。」という感じで納得させられる部分が多かった。 -
■出だしから3人に彼女がいたことが驚きだった笑。大学も先輩がエステの特待生に3人を選び、数々の課題をクリアしていくお話。本屋で本を選ぶ実践はちょっと面白かったかなぁ
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30代の男3人が、同時期に彼女に振られ、偶然会った、大学時代のマドンナに、モテ男養成講座を受ける話。
内容薄かったなぁ、、、 -
男性目線の話。男性向けエステでモテスキルを身につける過程がおもしろかった。