テ・鉄輪(かなわ)

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著者 : 入江敦彦
  • 光文社 (2013年9月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334929008

テ・鉄輪(かなわ)の感想・レビュー・書評

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  • ひとことで言えば「えぞぐろしい」(わたしの母は下京育ち)。
    本来、褒め言葉ではないけれど、そうとしか言えへんぐらい、毒と華やかさとえげつなさが渾然一体。
    ものすごよろしおした。

    【追記】
    エッセイストとして知られる著者の、これが世に出る初小説集というのを失念しておりました。
    そやかて、これが入江さんの「本領」。
    今後も続けてお話しを書いて欲しい。(できれば絵も)

  • 丑の刻参り発祥の地「鉄輪の井戸」脇の「サロン・ド・テ・鉄輪」。町家カフェの女主人・関水キリに翻弄される主人公。最初の表題作はお店紹介。

    巴御前に麗子像。京女恐ろしの「麗人宴」。
    個人的には額田王の「紫野」が京都市北区内と知ってビックリ。普通に街中だったんですか〜!

    六条御息所もビックリ、妻と愛人の生霊がかえことになって憑依するーひどいこと、しはんねえ。ひどいこと、しはんねえ。ー「修羅霊」。

    西行もどきに愛児の骨を継ぎ接ぎで反魂しようとする夜行堂の金継ぎ師「金繍忌」。

    開けると、また小部屋。開けると、また小部屋。ー襖地獄ー筍結びで始まり、呪的逃走の水蜜桃で終わる「施画鬼」。

    最終話のみ毛色違い。センセの幼少期思い出で、京都の節分騒ぎ。

  • 異形コレクションで好きなシリーズだったので単行本化されてうれしいです。

  • 怖いといってもホラー映画観てキャーと叫ぶ類とは違う感じの怖さ。

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