- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334929190
感想・レビュー・書評
-
雨の一日に起こる短編集。軽めなテイスト。意外などんでん返しもあったり、イヤミスあったり、切なさあったり様々な味のある作品集。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(収録作品)この雨が上がる頃/雨のバースデー/プロポーズは雨の日に/密室の雨音/軍艦橋に降る雨/記憶と雨とニート/地検の通り雨
-
雨があがる頃に決着をはかる本格推理小説。叙述トリックを駆使してミスリード狙いのどんでん返し。
軽いタッチで物語展開を盛り上げているので読みやすい。短編読み切り集なのでどこから読んでもいい。
最後の書き下ろし短編は、お馴染みの検事が筋読みをする。この本で一番面白く読めた。 -
短編集。あぁ・・・ってなるパターンのお話が多かったです。
滝川さん、登場!! -
どれもおもしろかった。短編集ながら満足感は高い。最後にひっくり返る構成もさることながら、人間模様を描くのもうまい。
-
全ての短編が意外な結末で面白かったです。
まず最初の「この雨が上がる頃」で「え~~!」ってなってからはグイグイ読めました。
次の「雨のバースデー」は最後に「???」ってなって、もう一度最初から読んでみたり・・・
意外すぎて意味が分かりませんでした^^;
その後も全部最後に一ひねりあって、短編ながら結構読みごたえがありました。
少し後味が悪い話や、ほっこりする話、切ない話と読後感も様々で飽きずに読めました。
全編通して雨の1日(全て同じ日に起こった事件)なのですが、雨の雰囲気がお話に合っていて、良かったです。晴れだったらこのような事件は起きなかったんじゃないかな?と思わされました。 -
苦手な話と好みの話、いろいろありました。
面白かったです。 -
2014/7/15
短編集。読みやすい。 -
以前読んだ重いテーマの「雪冤」とは全く違って、サクサク読める雨にまつわるミステリー短編集。
どんどん読み進め、予想外の結末に「え?!」。