- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334929381
感想・レビュー・書評
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本のタイトルに惹かれて読んだ。
過去に置いてきた忘れ物=事件
それを時を経て、再度見直していく。
刑事の出ないミステリー短編集。
短編ごとに人の生き様がギュッと詰まっていて、心に残るストーリー。 -
柔らかミステリー短編集。
1話目と4話目が特に好き。
温かい気持ちになれる。 -
珠玉のミステリーが五編。
隠されていた真実、事件の裏側、人間の心。
事件直後ではなく、時が経ったからこそ明かされる謎たち。 -
ずっと心に隠していた疑問・後悔・・・
長い時間を経たからこそ解けるもの。
時間が年月が届けてくれる、「あの時」に置いてきてしまった忘れ物・・・。 -
2015.2.12 読了
こんな話だったんだ!
5編からなる短編集で、
どの話も独立して 全く別の話。
けど、どれも 過去のある出来事の
あのひとコマって どんな意味だったんだろう
。。。というようなことを
いまさらだけど、そして いま
はっきりしたところで
どうしようもないけれど、
はっきり 解き明かす話。
どれも 興味津々で 早く先を読みたい!
。。。と なりました。
面白かったです! -
「沙羅の実」「君の歌」「雪の糸」「おとなりの」「野バラの庭へ」の5作品。
☆4.5かな?野バラがちょっとだけ、ん?という感じでした。
大崎梢さんらしいミステリーです。
共通のテーマは、解かれるミステリーが今現在ではなく、それぞれ以前のお話ということ。それが表題と結びつきます。
印象的な「沙羅の実」で一気に引き込まれ、「君の歌」はほんわかで、してやったりな感じ。
「おとなりの」も良かったです。 -
様々なきっかけから、過去に関わった事件に
思いを馳せ、その真相に手が届く。
タイトル通り、忘れ物が届くお話。
いろんなタイプのお話があって、とってもよかった。
特に、最終話が好きかな。