- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334929909
感想・レビュー・書評
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織田信長が「新免無二斎を殺せる奴を連れてこい」と羽柴秀吉、丹羽長秀、柴田勝家、前田利家、九鬼嘉隆、明智光秀に命令して、それぞれが無二斎と戦う人間を連れてくる話。
単純にバトル物としても面白いし、信長と配下の将たちの関係性を描く物語としても面白い。
娯楽伝奇歴史小説として素晴らしい。まあ、「こんなの史実と違う」と目くじら立てる人じゃなければ楽しめる筈。 -
なかなかよかった。
それぞれの武将の性格もうまく表してて、面白かった。
ほんと矢野隆の時代小説、面白い! -
グラップラー刃牙を彷彿とさせる剣豪小説…というより格闘小説。
夢枕獏先生の後継者がようやく現れたという印象。 -
覇王事信長と一連の家臣との剣豪を出し合っての他流試合の話。信長の剣豪とし宮本武蔵の父新免無二が狂気の強さで名だたる剣豪を下し、最後は、呆気無く本能寺の変で死する。何となく直ぐ読めるエンターテインメント的要素が高い内容で中身は薄い。
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思わせぶりな濃姫と男のやり取りをはさみながら話が進むが、結末は拍子抜け。また男の名前から先もわかってしまうのが残念。もう少し、覇王と男と不敗の男の関係があるのかと深読みしていたが。