十二月八日の幻影

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著者 : 直原冬明
  • 光文社 (2015年2月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334929947

十二月八日の幻影の感想・レビュー・書評

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  • 他の類書と比較するとそこに引っかかるのというところもあるけど、そもそも諜報という概念がほとんどない時代に、主人公が僅かひと月の間に情報の重要性を理解していく成長の物語と読めば、スパイにスカウトされるという特殊な経験をする主人公に十分共感できる

  • 太平洋戦争前夜の諜報員らの攻防がスリリング

  • 太平洋戦争の開戦前夜。
    暗躍するスパイ。諜報と防諜のせめぎあい。
    言うほど深刻ではなかった。主人公が道化回しでもあった。
    打つ手が全て当たる。「実は分かっていました」「狙い通り」が多いので少し興醒めした。
    アメリカと戦っていると思ったら、ソヴィエトに助けられた。世界のパワーバランスを見た。
    真珠湾攻撃の歴史のIFも見てみたかった。

  • 日本ミステリー文学大賞新人賞(2014/18回)
    「十二月八日の奇術師」を改題

  • 設定上「D機関」の結城中佐と比べたり、白浜少将に「ローレライ」の浅倉大佐が(個人的に)重なったりしたが、そんな事は関係なく、ものすごく面白かった。渡海少佐、恐るべき頭脳…。

  • 太平洋戦争前夜の攻防を書いたスパイミステリー。加藤木麻莉さんの装画にひかれて借りたけれど柳広司の『ジョーカー・ゲーム』のシリーズと比べるとやはり勝てないかなぁという印象。最後はなるほどなぁと思ったけれど。

  • 目の前の分かりやすい武勲を求めるあまり、大局が見えず敗戦に突っ走るんだよなぁ…と思うとなんとも言えない気持ち。慎重派とか強硬派とかいってる場合じゃないだろ!と思うのはその時代を知らないからか?目的を見失ってるとしか思えない…。

  • 太平洋戦争前夜の帝都・東京で帝国海軍軍令部特別班と米英露のスパイの知略と謀略が火花を散らす!

    読んでいて、どうしても柳広司氏のD機関シリーズがチラつく。まぁ、ああいうタイプの読み物を期待して手に取ったのではあるが。スパイミステリとしてのプロットは上手く出来ていたとは思うし、真珠湾奇襲攻撃へと向かう歴史背景もそれらと上手く繋がっていたように思う。これが新人賞を取ったデビュー作と思えば、かのシリーズに似ていたとは言え、よく出来た作品であるのは違いない。ただ、もうちょっとキャラがなぁ、、、。渡海さんも潮田クンも私の目にはあんまり魅力的に映らず、有馬さんの描写も中途半端。他の脇役キャラの描き方も微妙。比較しちゃダメだと思いつつ、D機関の方が断然格好いいと思ってしまう。あと、最後にせっかく渡海&潮田コンビが出来上がりそうなのに、最初の題材が真珠湾攻撃にしてるからか、後の活躍を期待できそうになく、読後ちょっと複雑な気持ちになってしまった。

  • 読みにくくて時間がかかってしまった。
    ついつい、ジョーカーゲームと比較してしまうし。
    潮田の頭の固さにイライラした。本当に諜報に向いているのか?
    もう少し渡海と協力し合ってくれると、読みやすかったかも。

  • 2015.5.20.海軍の諜報機関の話。天才的な頭脳を持つ渡海海軍少佐の人物像は非常に魅力があり、開戦前夜に暗躍するスパイたちの話。物語の展開もすごく面白い雰囲気だったのだが、私のなかでは雰囲気でも終わってしまって、理解力がついていかず、消化不良に終わってしまった。成り行きで部下になってしまう潮田と、同郷の後輩有馬の人物像が重なってしまった。

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