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みんなの感想・レビュー・書評
今年の2冊目を読み終わりました。 去年引越ししたのですが、本を整理していたら、2冊とか3冊とか買っちゃてたやつとか全く読んでないやつとかが、ゾロゾロでてきた。この本は、その中の1冊で、書店の袋から、出してすらいなかった本です。 これサイコーに面白かった。2004年の発行だから、けっこう古いのね。 90年代以降の富士通が舞台なんだけど、まぁ所詮、組織ってーのは、こんなものかというの... 続きを読む »
1 急降下した業績
2 社員はこうして「やる気」を失った
3 社内総無責任体制
4 「成果主義」と企業文化
5 人事部の暗部
6 日本型「成果主義」の確立へ
近年どこの会社でも成果主義を導入しているがどこの会社も問題を抱えながら導入していると思われる。とりわけNECは富士通と同じように成果主義を導入しているので、未来のNECが見えるのではないかと思って手にとって読んでみた。実際に読んでみて感じたのは、NECも同じような状況だなぁという感想だ。特に感じた点は、「降格の存在しない成果主義」「年功で出世した管理職による評価」の2点だろうか。 肝心の本の... 続きを読む »
業績目標制度。
前職にもあったけど、目標を設定して、それを達成したかどうかを評価する一連のプロセスにはほとんど意味を見出せなかった。
でも、半年に一回メンバーと将来どうなりたいか?今何が足りないか?を酒抜きで話す時間を強制的に持てたのは良かった。
普通の会社ってフィードバックする文化がないからこういう機会は貴重だった。
成果主義を導入したことで会社組織が崩壊していく様子が生々しく描かれている。日本の組織に徹底した成果主義を取り入れることの是非や、日本の文化的背景を尊重した成果主義の可能性について考えさせられた。
元人事部社員の告発本で、かなり主観的なのは差し引いて読む必要がある。
成果主義を導入したが運用がなあなあになっていく様子は、どこの会社もいっしょかも。
働いていればよくわかる話。でも面白い。
目標設定をしようと思うとモチベーションが下るんだよな。
良い面もあると思うが、悪い点が目立つのだろう。
図書館で借りた。
富士通が成果主義を社員の評価に取り入れてから業績が非常に悪くなっていった時期のことを人事部の視点から書いている。
目標を定め、達成の度合いで賞与や昇進、昇給に差をつけるという単純な仕組みだけれど、内部では達成の度合いの分布が決められていて相対評価されていた。しかも分布の調整をするのは評価される社員の上長ではなく、さらに上の事業部長同士であったりして、調整結果を伝える上長も理由を説明できないという、被評価者には不満が溜まる運用をしていた。
なぜか本部の人事だけは全員評価がよいということもあったよう。
なぜそんな運用になったのかを人事部自体の問題として、会社の文化の問題として、書いていた。
まさか人事が社員の個人情報を漏らしていて、それがヘッドハンティングに使われているなんてことがあるとは信じられなかった。
・成果を判断できない人がjudgeする仕組みであるのが問題。成果主義とするなら成果を判断できる人が判断をするべきである。
→富士通の場合は、部長や評価会議体が実行しており、彼らは個々の社員の実績を把握していない。
・人事評価のためのシートを読むのは誰でも大変なんだな~と共感。彼らは全然読んでいないらしいが・・・。
・p83 降格制度がなかったのが最大の落ち度だったと筆者は言っている。確かにそうかもしれない。ウチの会社でもそれがないために、できない社員が残ってしまっている。明らかにパフォーマンスが悪い社員の降格、減給をきちんと実行するべき。
著者は元富士通人事部の職員。
「虚妄の成果主義」が理論書であるのに対し、これはその現場で何が起こっているのかという報告。富士通独自のものなのか、成果主義に起因するものなのか、あやふやな部分もあるが、とにかく富士通ですさまじいことが起こっているのがわかる。
ただ、著者はこの現実を見ても「日本らしい成果主義」は存在するものとして、最後は提言を行なっている。そこには一切の合理性がない。自分がしてきたことを100%は否定できないというか、自分は間違っていなかったが、富士通はそれが理解できなかった、とでも思っているのだろうか。
成果主義の失敗例として、非常に興味深い。自分の会社に当てはまるところも少なくない。やや「言い過ぎでは?」という感情的な箇所もあるが、そのくらいヒドイ状況だったのだと思う。 ::::::::::::::::::::::::::::::::: 【読書メモ】 ●「踏み台」にされている部署かどうかを見分けるポイントとしては、新人配属数がある。3年連続で新人が配属されていないような事業部なら要... 続きを読む »
評価会議は管理職同士のばばのひきあい
詐欺の片棒をかつぐのはいや
管理職は野放し
成績公開が必要
かなり古い本だが、立ち読みでチラッとしか読んだことがなかったので、図書館で見つけて読んでみた。 目標管理制度には日々疑問を感じているが、まさにその通りのことが書かれている。社員のモチベーションが上がることはなく、むしろ大きく低下する。会社への信頼感が失われ、チームワークは崩壊する。 成果を挙げた者がフェアに評価される仕組みは当然必要だが、バブル以前の日本企業にも少なからずあったものと思う。ハブルの... 続きを読む »
成果主義が失敗する典型的な例を、内部の人間が記した書。
大学生の世間知らずの自分が、成果主義の駄目な所に、初めて気づいたのはこの本のおかげ。
ただ、社会人の方には、こんな話知ってるよ~で終わるかもしれない。
ちなみに、成果主義の駄目な点として、以下のこと実例付きであげている。
・評価する側は評価されない
・短期的な成果を求める
・仲間を救おうとしない
・評価する側が特権者として暴走した
[ 内容 ]
無能なトップ、暗躍する人事部、社内に渦巻く不満と嫉妬…日本を代表するリーディングカンパニーは、「成果主義」導入10年で、無惨な「負け組」に転落した。
[ 目次 ]
1 急降下した業績
2 社員はこうして「やる気」を失った
3 社内総無責任体制
4 「成果主義」と企業文化
5 人事部の暗部
6 日本型「成果主義」の確立へ
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
自分はあまり知らないですが、富士通が行った成果主義への移行とその後の会社の崩壊を当時の社員の目から見た様子が生々しく綴られています。 一歩間違えると富士通という大きな会社でも崩壊してしまうことに恐ろしさを感じます。 新しい会社のシステムについての記述もあり、そういった部分も楽しめます。 【内容】 (「成果主義」と矛盾する「社内等級制度」) (海外有名大学の修士出のある新入社員... 続きを読む »

電気業界では、野武士と呼ばれた富士通。
今は、古参の技術者の一部に残るその風土。
富士通が崩壊していくのは、大型計算機の互換性の問題が第1段階だとすれば、
本書の成果主義の失敗が第二段階だ...





