起業バカ (ペーパーバックス)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334933562

感想・レビュー・書評

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  • 見通しの甘い事業計画で潰れるなどの実例もいくつか載っているが、詐欺に近いフランチャイズなどクロサギ的な面白さを感じた。

  • 参考になった。英語の勉強になった(笑)。

  • メディアマーカー・読了コメントRSSで興味。

  • 起業の失敗事項がたんたんと挙げられている。

  • 今でも通じる部分もあるのかも。

  • 1951年生まれの経済ジャーナリストが2005年に刊行したリーマンの行う起業をテーマに書いた本。著者自身の経験や取材をもとに、失敗例・詐欺の被害例などを羅列する。

     ただし、「(広い意味で)手に職系」の人は対象ではなく扱っている範囲は狭い。私が思うに、網羅的出ないと本書タイトルは内容とずれてしまうのだけど。

    (内容メモ)
    ・起業して成功(継続)できるのはごく一部……。
    ・本書では、日本語の単語の直後にその英訳を書いていることがしばしば。「虚栄心vanity」とか。英語の勉強ですか?

  • 夢や成功ばっかり説く起業本に踊らされない、戒めのために。どこまでほんとかわからないけど、厳しさを実感できてよかった。企業だけでなくFCについての問題点も解説。

    しかし途中でちょいちょい出てくる英語は本当に邪魔。
    日本語がカンジ・平仮名・かたかなで書いてあるからって、何が4重表記だ!言語自体がそもそも違うのだから一緒にするな!と自分もふざけたくなった。

  • 面白かった。
    そりゃ失敗するだろう、という起業家ばかりが紹介されている。

    しかし本書にもあるように人は自分だけは大丈夫だと安易に考えてしまう。追いつめられれば平時ではとらないような行動も取る。
    そのため、自戒の意味でこの本を机に並べるのも良いかもしれない。

    また、狙いのよくわからない4重表記について。こういうもんだと思って読み飛ばせば問題ない。つまり、意味もないということだ。

  • 資金力とフランチャイズに注意、って事かな。

    39 ドロ臭い営業力が必要
    45 フランチャイズに注意
    52 大手新聞広告にも悪徳商法広告が載っている
    69 苦言アリ

  • フランチャイズはリスクが低いようでかなり高い。コンビニは低いほうだが、人生の時間をほぼ拘束されるのがつらい。

  • フランチャイズの危険性に多くのページが
    さかれていて、思った内容とは違ったけど
    これはこれで面白かった。

    大金かけてコンビニの店長とかほか弁屋とか
    1日中立ち働いて、考えただけで大変じゃん・・・
    とか思っちゃうけど、それでも一国一城の主!
    になりたい人は多いのかな。
    大企業のサラリーマンのがよくない?
    そのへんは人それぞれか。

    失敗例が色々書いてあるのだけどやや浅かったかな。
    もっと掘り下げてあればよかったのに。

  • 失敗から学べ!

  • 電子書籍

  • [ 内容 ]
    脱サラやリストラで起業した人は、年間約18万人。
    1年以内の起業を目指して準備中が約60~70万人、起業希望者は約130万人もいるという。
    これを後押しするように、小泉首相は資本金1円の「1円起業」や大学発ベンチャーの育成、中高年・女性向け起業融資、創業セミナーなどを打ち出し、「3年間で起業を年間36万件」のペースに引き上げるなどと宣言したが、その実態はどうなのだろうか?著者が推計したところでは、実際に起業で成功できたのは、1500人に1人であった。
    つまり、ほとんどが失敗している。
    そのわけは、この起業ブームにバカが踊らされているだけだからだ。
    起業現場を徹底して取材し、起業家が必ずはまるワナ、失敗する条件を探り続けた。
    本書は、その総まとめである。

    [ 目次 ]
    第1章 みんなこうして失敗した
    第2章 起業でハマる3つのワナ
    第3章 「起業後」に待ち受ける誘惑とワナ
    第4章 脱サラを喰いものにするフランチャイズ商法
    第5章 フランチャイズは底なし沼
    第6章 いまのニッポンで起業するのは損か得か?
    第7章 ベンチャーにはだかる4つの「抵抗勢力」

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 企業に失敗した人の失敗ポイントと失敗に陥りやすい性分について記述された本。
    企業するしない関わらず、世の中の悪徳や詐欺、裏について書かれている為、自分を守る為に読んでおいて損はない本だと思います。

    やっぱ、成功事例より失敗事例でしょ!
    人の失敗を踏み台にしない手はないですな。

    さぁ!甘い話がやってくる前にそのカラクリをしっかり把握しておきまっしょい!

  • 脱サラやリストラで起業した人は、年間約18万人。1年以内の起業を目指して準備中が約60~70万人、起業希望者は約130万人もいるという。これを後押しするように、小泉首相は資本金1円の「1円起業」や大学発ベンチャーの育成、中高年・女性向け起業融資、創業セミナーなどを打ち出し、「3年間で起業を年間36万件」のペースに引き上げるなどと宣言したが、その実態はどうなのだろうか?著者が推計したところでは、実際に起業で成功できたのは、1500 人に1人であった。つまり、ほとんどが失敗している。そのわけは、この起業ブームにバカが踊らされているだけだからだ。起業現場を徹底して取材し、起業家が必ずはまるワナ、失敗する条件を探り続けた。本書は、その総まとめである。

    ちゃんと考えて差別化できることをしないとね。

  • タイトルが魅力的だから読んでみた。
    サクセスストーリーが多い中で起業して失敗した人の話が盛りだくさん。

    実際の体験談を引用しているのでフランチャイズは親以外は儲からない仕組みといったような内容も信憑性が持てる。
    起業する前に一読しておくとよいというアマゾンのコメントどおり。
    しかし、文章の書き方で随所に英語が入ってくるのが不快極まりないです。

    『ある人間は会社をたたんで自己破産personal bankruptcyや夜逃げmoonlight flitなど奈落の底botomに落ちる』
    といったような文体ですね。

  • 起業ブームまっさかりな感じがありますが、成功してる例なんてかなり少ないからぶっちゃけマジやばくね?という感じの本でした。なんかしらんけど、文章の途中でいちいち英語で言い直すので読みづらかったです。

  • 現実を知るのに必須!!情報不足を補いましょう。

  • 一時間程度で速読。安易な起業は失敗する。FCシステムやベンチャーの失敗例を、次々スキャンダラスに記述した。著者の失敗例も書かれた。金さえ出せばOK、ほど甘い世界ではない。それを繰り返し述べる。あくまで読み物として手に取るべき。

  • 主にベンチャー企業投資とコンビニなどのフランチャイズに関する現実の話。メディアでは、そういうのをあおるわけだが、それほど世の中甘くない、というよりも、これは自然にこうなっているということではなく、あきらかに国の陰謀だ。
    ベンチャーのほうは、若くてやる気があり、フランチャイズのほうは退職金で金がある、こういうのを国がうまく利用している、もしくは取り締まることも出来ないアホぞろい、ということか。ベンチャーとフランチャイズには手を出すな、手を出すと身包みはがされるぞ、気をつけろ、という内容だった。

  • 起業ブームである。
    政府の政策に踊らされて、企業をリタイヤした中高年がしっかりしたビジョンもなく会社を設立し、倒産するケースが相次いでいるという。
    この本は、その失敗事例から安易な独立企業に警告を発するとともに、いかに事業を存続させるかというエッセンスを読み解くものである。
    所詮、サラリーマンが会社生活時代の成功に味を占めても、同じような考えで会社を動かすことはできないという話。

  • これからフランチャイズで起業をお考えの方熟読してください。特に40〜50代の方には必読と書かせて頂きます。

  • 会社は1円あれば、起業できる。でも安易に会社を起こせば、先の見通しが甘かったり、だまされたり、こんなハズじゃなかったってことがこんなにもあるんだ!って話。つまりはよく考えようよ!ってこと。
    あ〜私だったら簡単に主婦向けの英会話教室フランチャイズとかやってしまいそう…
    起業するつもりがなくても社会の一端が見れて面白かったです。

  • 起業する気マンマンのオレを思い留めた一冊。読まなきゃキット失敗してた・・・

  • 痛快!!の一言に尽きる。とにかく面白い。モチベーションを上げる上では成功本もいいけど、たまにはこんなのも良いのではないかと

  • FCの事例などに偏りがあるが、読み物としては面白い

  • この本、けっこう売れてみたいですが、

    『起業バカ』は起業して失敗した人たちの事を書いている本であり、

    少しでも起業に興味がある人は必ず参考になる本だと思います。

    世の中では成功者ばかりが脚光を浴びますが、

    もちろんその影には莫大な失敗があります。



    テレビ何かでも、失敗者の特集をすることって少ないですよね。

    メディアの弱い点だと思います。


    大学の経営学の授業では『こういう経営をしたら失敗する』の方式を教
    えて欲しかったです。

    これにはM&Aで買収された企業の方なんかも載っており、

    『買収される側はたまったもんじゃない』を実感しました。

    今は起業ブームと言われていますが、

    果たしてブームに乗って人生を賭けられるのか。

    『醜い現実は見ない』ではなく、

    『醜い現実をつくらないようにする』
    ために読む本かもしれません。

  • 内容はネガティブなんですが、起業のリアリティが知れてタメになりました。

  • 何も起業意欲を削ぐつもりではありません。でも一度は振り返りましょう。

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