公立炎上 Death of the Public Education

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著者 : 上田小次郎
  • 光文社 (2007年3月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334934057

公立炎上 Death of the Public Educationの感想・レビュー・書評

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  • いま学校で起こっている問題がよくわかりました。

  • 現役公立高校教師の実録として書かれているが、
    今著者が目の前にいたら殴りかかってしまうかもしれない。
    公立学校のひどい実情(生徒、保護者、教師)が延々述べられ、しまいに「公立学校は民営化すべき」「公立じゃなく私立に行かせるべき」ときた。
    教師の服務事故をつらつら挙げていたけど、悲しいことにそれは私立だって同じ、もしくはもみ消されている分タチが悪い。
    あくまで私が勤めていた私立校が基準になってしまってるけど…←そう、だから一部そうだからって全部がそうではない。

    著者は休職中。でも食い扶持のために復職するらしい。そんな自分は「寄生虫」だと開き直っている。そういう人たちいっぱいいるし。
    なんだそりゃ。

    確かに今、ここに書かれていた問題は実際に起こっている。
    学級崩壊、私も経験したことがあることもある。血税をいただきながら、全然働かない同僚もいることはいる。でも一生懸命やっている大多数の尊敬すべき先生たちも確かにいる!
    問題から逃げず真正面からぶつかって闘っている先生方に失礼だ。
    問題だけ挙げるだけ挙げて(それもかなり偏った見解)何だよこれ。

    こんなことを書いている自分も嫌だけど、ただこれを読んだ人が鵜呑みにしちゃうのが怖い。
    これは“一意見”に過ぎない。

    私は教師って、保護者とも生徒ともとにかく信頼関係が大事だと思う。
    この本は教師に対して歪んだイメージを植えつけるだけな気がして、それはもはや“営業妨害”みたいなもんだ。

    でもすごく共感できたこともある。
    GTOについて。GTOは教師失格、そのとおり。
    「俺たち友達だろ」みたいなこと言ってたけど、それは絶対違う。
    カウンセリングマインドは必要だけど、友達ではない。

    他に現役教師作家・瀬尾まいこに対する共感など、著者の中に“教師らしさ”“教師としての情熱”がまだ垣間見えるので、どうか寄生虫だなんて開き直らずもう一度生徒と向き合って頑張って欲しいと思う。同業者としての願いです。

    私はまだまだ青二才だけど、経験が足りないから実情が全然わかってないからそう思うのではない。


    ちなみに現場でも憤りの声が起こってます。

    内容と関係ないけど、光文社ペーパーバック。
    ジャケットと帯がないのは煩わしくなくていいけど、本文が英語混じりの「4重表記」ってやつでこれは本当に煩わしい。

  • やはり中学は私立?

  • もはや公立学校は崩壊どころか、炎上してしまったのだそうです。この本に書かれていることだけがすべてではないと言いたいところですが・・・。

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