サラダボウル化した日本 Welcome or Reject (光文社ペーパーバックス)

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著者 : 若林亜紀
  • 光文社 (2007年9月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334934194

サラダボウル化した日本 Welcome or Reject (光文社ペーパーバックス)の感想・レビュー・書評

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  • 日本は外国人抜きでは暮らせない。
    低い食料自給率だって、工業だって、支えているのは不法就労の外国人や、「技能・研修制度」のもとで、平均賃金の半分以下で働いている外国人。

    コンビニ・飲食店のバイトだって、時給のわりに覚えることが多いからと、日本人学生は敬遠しがち。それを支えるのも外国人。

    少子化のご時勢、大学経営を支えるのも外国人。定員割れ大学も、有名大学もそう。
    まぁ中国人の中には、中国の厳しい受験戦争を潜り抜けるよりは、日本のFラン大学に入ったほうが楽だし、「留学」したことになるからいいって考える学生もいるから、お互い様なんだけど(笑)


    インドネシアとは介護士・看護師受け入れ協定をとうとう締結して。フィリピン人の介護士受け入れ協定が結ばれて、現在フィリピンの上院の承認待ちという状態。

    だけど介護の現場では既に「ヘルパー」の資格をとったフィリピン人が人手不足を担っている。
    フィリピン人向けのヘルパー養成学校というのも出来ていて、介護もフィリピン人頼みとなるかもね。


    日本は建前上は単純労働目的の外国人は受け入れない方針だが、日本に永住資格を持つ外国人には就労制限はない。
    =身分による在留資格(日本人の配偶者・日系人などがそう)を得てしまえば、どのような仕事についてもお咎めなし
    =そのような外国人が日本人より劣悪な環境で働いている。


    あと外国人の集住地域では、日本人と外国人の軋轢がおきて、右翼とか機動隊とか出てくるケースまであったらしい!!(愛知県保見団地の話)
    愛知県豊田市は外国人の子ども向けの語学教室を開くなどして、行政が熱心なおかげで不就学児童の割合がとても少ないのだけど、その背景にはこんな事件があったからかなぁ、なんて。


    ちなみにmixiを発明したのはインドネシア人。



    衝撃的な事実を挙げていくとキリがないからこのへんでw

  • 多くの外国籍の方が日本で就業・就学し、その数は彼らの労働力をなくしては便利な生活は成り立たないという事が述べられています。サラダボウルとは人種のるつぼといった意味で使用されているが、表現としては様々な制度に対する批判を込めての比喩として使われていると理解した。個人的には労働人口の減少とグローバルな流動性を考慮すれば、必要とされて現在の状況に至っていると解釈しているし、必要な事だと思っている。自分で調べていないので分からないが、著者は外国人の就労・留学における官僚の利権について批判されており、記述の通りだとすると非常に嘆かわしい事だ。

  • 休日の外出先や飲食店で外国人に会うことは増えたが、相変わらず自分の周囲(職場やプライベート環境)は日本人ばかり。今は境に壁があるから気づいていないだけ、見ないでいるだけなんだろう。見ないようにしているだけで、いろんな国の方々と働いたり時間を過ごすようになるのは時間の問題なんだろうと思った。

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サラダボウル化した日本 Welcome or Reject (光文社ペーパーバックス)の作品紹介

今や外国人労働者がいなければ、テレビも車も作れない。厚生労働省のデータによれば、派遣や請負で働く外国人労働者の9割が製造業だ。車やテレビだけではない。日本のIT社会を支えるシステム・エンジニアは、中国人やインド人が多くなっている。こうした"移民"たちが、気がつけば大量に増えている。いつのまにか日本は、様々な国籍の外国人がまるで「サラダボウル」のように集まっている社会となったのだ。本書は、こうした外国人"移民"達の日本での生活をルポしたものである。私たちは、このグローバル化がもたらした状況を理解し、"移民"として受け入れた外国人とどううまくやっていくかを考えなければならない時期に来ているのだ。

サラダボウル化した日本 Welcome or Reject (光文社ペーパーバックス)はこんな本です

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