下流大学に入ろう! (光文社ペーパーバックス)

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著者 : 山内太地
  • 光文社 (2008年12月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334934538

下流大学に入ろう! (光文社ペーパーバックス)の感想・レビュー・書評

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  • 先に読んだ「下流大学が日本を滅ぼす!」の対論という位置づけで書かれている。
    タイトルの「下流」というのには少し抵抗があるが、著者の主要キーワード(皮肉を込めているのかも知れない)の様なので。
    綿密に取材されていて、有名さや偏差値だけでは測れない、本当に良い教育をおこなったり、おこなおうとしている大学の存在を世に知らしめる意義は大きい。
    逆に我々には、真に学生のための教育をしなければならないという厳しい現実を突きつけられている。
    気持ちだけではなかなか実現出来ないこともある(研究費も競争的補助金も「上流」大学に集中するので格差は更に開く)が、一番大切なのは経営者、教員・職員の気持ちであることを再認識した。

  • 【資料ID】129239
    【分類】377.21/Y46

  • 遅ればせながら読んでみた。書名は販売部数を伸ばすために設定されたものだろうか。著者は紹介されている大学を下流大学と読んでいるのではなく、他人からみたレッテルのことをいっている。ただ本書の中では便利に「下流大学」を使い、下流大学は下流大学でないことを主張してしている。

    東北学園大学での活動は素晴らしいと思う。清掃・図書館業務・PC貸出業務を業者に委託するのではなく、学生のアルバイトで対応している。注目すべきことは、経営が傾き大学の存続が危ぶまれたとき、学生が自らボランティアでそれらの仕事をはじめたところに端を発していること。小回りのきく大学だからできたのだろう。

    豊田工業大学の広報手法も勉強になる。オープンキャンパスや理科教室等の活動をニュース・価値ある情報と考え、毎週マスメディア・社会にリリースを打っている。ホームページに掲載するだけでないところが学ぶべき点だ。自らニュース作れる大学にならないといけない。

    科学技術やその他の学問分野を含む大学の活動をアウトリーチしていかくことが、大学の社会貢献の一つの方法なのではないかと思った。

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