ナチ将校の妻: あるユダヤ人女性:55年目の告白

著者 : エーディト・ハーン・ベア スーザン・ドゥオーキン 田辺希久子

• 光文社 (2000年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ナナギさんの感想 · 2007年6月6日]

ユダヤ人迫害のまっただ中、ユダヤ人であることを隠し、ドイツ帝国で生きた人たち。『潜水艦』と後に呼ばれる人たち。ゲットーに送られたひとたちとは違う地獄を見て人たち。そんな
『潜水艦』として生きたあるユダヤ女性。彼女は追われるユダヤ女性から、帝国において最も尊敬されるナチ将校の妻となった。その人生の５５年目の告白。これを読むと、やっぱり平和であって欲しいと思います。そして、人は人種ではなく、個人として本質があるんだって。

[空みつえさんの感想 · 2021年10月10日]

こっち目線の本は初めて読んだ。

[uitachi17さんの感想 · 2012年5月12日]

生まれた場所、時代、人種などで、本当に人の一生は変わる。
逆境にめげずに生きる姿に感動。
今、原発や放射能問題はあるけれど平和ボケしている自分に反省。
自分の人生、大事に頑張って生きないと勿体ないのだ。