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- Amazon.co.jp ・本 (101ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334970475
感想・レビュー・書評
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安西水丸さんが亡くなった。71歳でのあまりにも突然の死。虚を突かれたようで言葉もない。
村上春樹さんの文章にあの絵がつくことももうないのか。村上朝日堂は一番好きなエッセイのシリーズだった。息子の大のお気に入りだった「がたんごとん」と一緒に、本棚から出してきてぼんやり眺めている。
今日の新聞に、嵐山光三郎さんが追悼文を寄せている。言葉が胸にしみてきた。
「ああ水丸よ。酒飲みで、女好きで、人情家で、仕事一途で、せっかちで、好き嫌いが激しい薄情の水丸よ。手品みたいに消えてしまったね」 -
癒される、エッセイ集。
絵が可愛いのと、内容も軽めです。 -
村上春樹のエッセイと安西水丸のイラスト集、初版。
喫茶店にて、二日かけて。「女子高校生の遅刻について」が結構好きでした。 -
大当たり!エッセイの村上さんはなんだかかわいいひとですね。ほのぼのする・・・表題作が一番お気に入り。
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安西水丸さんの絵と村上春樹さんの文章に脈略が見つからない項では、どうして?と、どんどんイメージが膨らむ。
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水丸さんのエッセイに故郷の南房総の千倉のことがよく...
水丸さんのエッセイに故郷の南房総の千倉のことがよく出てきました。僕は生まれが近くの館山だったので、水丸さんのエッセイが好きでした。
ー合掌ー
あのイラストあってこその村上エッセイだったんだと今更なが...
あのイラストあってこその村上エッセイだったんだと今更ながら思います。
千倉の話、私も好きでした。決してオシャレな場所でも時代でもないのに、水丸さんが書くと何とも言えない軽みがあって、そこがとても良かったなあ。
亡くなって初めて、自分がいかに水丸さんの書かれるものが好きだったか思い知りました。