アウェーで戦うために―フィジカル・インテンシティ III

著者 :
  • 光文社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334972844

感想・レビュー・書評

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  • 予備知識なしに手に取った本。

    村上龍の個人的な目線から、サッカーを中心にスポーツを語る。
    サッカー(スポーツ)を切り口に様々な思想を展開していく様は面白いが、
    マニアックすぎるサッカーファンとしての内容がややくどい。
    というか、中田をどれだけ好きなんだ。

    ゲームの基調となるのは早さと速さ。
    その早さと速さを支えているのは、ボールを正確に止めて正確に蹴るという技術。

    サッカーの話を介してフリーターや街並に関する記述に持ってくるところは面白かった。

    読み易さは◎。相性がいいかもしれない。
    次は『文体とパスの精度』を読みたい。

著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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