冥途のお客 夢か現か、現か夢か

著者 :
  • 光文社
3.64
  • (7)
  • (4)
  • (17)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 56
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334974633

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 著者は 霊媒体質らしく
    色々な 霊との遭遇の エッセイでした。

    私は 鈍感ですので 見る事も感じる事もできませんが
    こんな風に出てきちゃうなら 迷惑な事もありますよね。

    亡くなった人に会いたい事もあるけど
    会った事もない人が 出てきちゃったりすることがあるので
    やはり 会えない方がいいですね。

    亡くなった後の事も書かれていて
    そういうのは 知っておきたいですね。

    で、気になったのは 
    著者の お父さんが 現れて
    「国の政治が大きく乱れる事を告げに来た」
    「日本はおしまいだ。今に大変な事になるから、よく心得ておくように」
    「賢く生きるように智恵をつかいなさい、言葉をもって語っていきなさい。間違ったはんだんをしないように」
    と 告げたそうです。

    今の日本が 大変な状況になっているのを 予見できていたのですね。。
    やはり 死後の世界って 凄いかもしれない。。。。。

  • 面白かった。

  • ”見える人”というのは少なからずいるのだということを再認識した。

    考え方は人それぞれだと思うが、死んだらそれきりではないということに納得できた気がする。そして、そのことは、少なくとも私にとっては安心材料のひとつだ。

  • 再読。
    佐藤愛子さんの様々な霊体験の話。江原さんや美輪さんも出てくる。
    余り怖いことはなく、爽快な語り口で何回読んでも笑える。
    憑依した伯母さんにズビズビズバズバ口伝を与えようとする孤霊の話などケッサク。

  • 9年前に読んだのだが、再読。生きているうちに、波動を上げる努力をしようと思いました。ありがとうございました。

  • 最近、こういう世界が大好き。
    この本が10年程まえに出ていたなんて、正直ビックリしました。
    ただ、自分の知識がその頃には乏しかったので、やはり今出会う本だったのかな?と。

  • 夢かうつつかわからない不気味な幻視を淡々と語る色川武大のエピソード、遠藤周作、開高健などが霊界にいる様子を江原啓之が伝える話、父君佐藤紅緑が成仏していない話など面白かった。

  • 高知のホテルで女の霊の泣き声だと思ったら隣室の男女が営みの最中だった。そうと気付かず、声が聞こえる度に塩まいて読経を唱えた、というくだりがすごく面白くて笑った。真相に気が付いた時、やっちまった~!って心境だったのかなぁ、と。

  • こわくはなくて、ただ感動。

  • 佐藤愛子さん 軽快な喋り口調が好きです。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大正12年、大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。昭和44年、『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞を受賞。昭和54年、『幸福の絵』で第十八回女流文学賞を受賞。平成12年、『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、平成27年、『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。平成29年4月、旭日小綬章を授章。近著に、『こんな老い方もある』『こんな生き方もある』(角川新書)、『破れかぶれの幸福』(青志社)、『犬たちへの詫び状』(PHP研究所)、『九十歳。何がめでたい』(小学館)などがある。

「2018年 『新版 加納大尉夫人 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤愛子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×