- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334975081
作品紹介・あらすじ
32人の真の大人が発信する学ぶとは、自立とは、生きるとは何か。
感想・レビュー・書評
-
大学生になる前に読んでもらいたい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
漱石の「愚見数則」など、本書に登場する32人のメッセージは彼ら自身の体験に根ざした心底から発せられた言葉であり、どの文章も心に響く。
本書を読み、今しかできないことや時間を忘れて熱中できることに心底から打ち込み、精一杯頑張りたいと思うようになった。
個人的には、吉野弘の詩「I was born」に衝撃を受け、萩原朔太郎の孤独感に深く感じるものがあった。
学生時代に一読しておくことを強く勧めます。 -
吉野弘の作品に出てくる少年の聡明さに感服し、倉橋由美子の文才に舌を巻き、寺山修司の言により現実を見つめ、太宰治のことばに背中を押される。
色川武大の生い立ちにおこがましくも自らを重ね、小林秀雄の「美を求める心」を読み正しく豊かに感ずることの難しさを知り、澁澤龍彦の論を契機として日々の生の在り方を考察する。
岡本太郎、神谷美恵子、夏目漱石、柳田國男…あまりにも素晴らしい顔触れに息つく暇もなく読み終えてしまった。 -
吉野弘の代表的な詩「I was born」と、吉本隆明の文中にある太宰治とのやりとり、この二つが秀逸。
-
学生の求めている答えすべて書いてあります。