- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334976484
作品紹介・あらすじ
「あたし、まだいーっぱい言いたいことがあるのよ」元気に逝った佐野洋子が残した鮮烈なメッセージ。
感想・レビュー・書評
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潔い人なんだな
私も死後の世界はないと思う。
だから死ぬことは、そんなに嫌ではないが痛い、苦しいのは嫌だ。
そこは佐野さんに共感です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
確かに面白い、ぐいぐい読めてしまう。しかし文章としては言葉が足りていないというか、説明不足でしょうか。もっと緻密に書いてあるほうが好みかしらん。佐野洋子さんの友達だという物を欲しがり、ねだり、叶わないとなるとヒステリックになるけったいな女性。私ならこんな人と一緒にいたら気が変になるか、側にあるもので軽く刺してしまいそうになるでしょうね。 後半に出てくる「あなたにだから言うんだけど」と自分の人生を語る老婦人の話もまたうっとおしく、辛抱強く聞く佐野さんという人の物凄さを思ってみます。
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2010年に亡くなられた佐野洋子さんのエッセイ。
これまでのエッセイと重なる内容もありますが、手術を担当した医師との対談なども載っています。
しかし相変わらず口が悪い(苦笑)
でも佐野洋子さんの本音は読んでいて気持ちがいいんですよね。
よくぞ言ってくれましたって感じ。
死と向き合い、死を見つめ、多くの死を体験してきた佐野さん。
タイトルの「死ぬ気まんまん」は、佐野さんの息子さんが母親を見て思わずつぶやいた言葉なのだそうです。
面白いエッセイでした。 -
やっぱり佐野洋子さんはカッコいい!
知り合いとか親戚に居たら絶対厄介なおばちゃんやと思ってしまうけど、文章読む分にはめちゃくちゃ面白い!
佐野さんと全く同じで死ぬのは怖くないけど痛いのとかは勘弁!って思う。
最後のホスピスのお話はスピリチュアルとは真逆に位置してる佐野さんにもこういう何かが見える事があるんやなぁ〜と人間の神秘を感じた。
心の病気でホスピスに入るまでの自分の体調の記述に「どどめ色」って言葉が連発、その度に大笑いした!
ホスピスでの日常、佐野さんの死生観、ちょっと不思議な話や悲しいこともクスッと笑わせてくれる文章で、あ〜死ぬ事ってそんなに壮大で絶望的に捉えなくてもええんかも知れん!って思わせてくれた♪ -
2021年7月22日
壮絶な痛み、食べられなくなる、歩くのもしんどい。病気ってこうなるのか。
いつ死んでもいいと思っているのに死は訪れない。
覚悟はできているのに。
わからない話題がたくさんあり、ついていけない。
理解しようと思えなかった… -
エッセーと対談.「死ぬ気まんまん」の天衣無縫な率直な溢れ出る本音が面白かった.
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2019年5月20日読了。図書館で借りた。
時々主語は誰? と考えたりよくわからない所がある。
歯切れの良い発言のところは読んでいても気持ちが良い。
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ホスピスが魅力的で。心身ともに弱ってるからそう思うのか。
ケチの知り合いの下りは、私もそうならないようにしなければと自戒。