退屈論 (シリーズ生きる思想)

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著者 : 小谷野敦
  • 弘文堂 (2002年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335000515

退屈論 (シリーズ生きる思想)の感想・レビュー・書評

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  • 退屈とは何か?比較文化論の著者が文化論、人類学、生物学、心理学、社会学、文学、哲学、宗教学など実に広範な分野の知識に跨って説く、奇想天外でありながら学問的な背景もあり、楽しく床屋談義を聞かせていただいた感じがします。他の動物には退屈があるのか、古代人はどのように退屈に対処したのか、退屈しのぎとしての「性」がどのようにして、人間に発達してきたのか、ホイジンガ、カイヨワらの社会学者の説明する「遊び」とは、ハイデガー、漱石たちの退屈論・・・。その背景にはかなり「男女」の性があるとのこと。

  • 人間の業の根源は欲でもなく、生に意味を求める事でもなく、退屈であるというのは、興味深い考え。で、もっと退屈な社会を作れ、それに慣れろ。という著者の結論への導きにやや遠回り感やまとまりのなさはあるが、読み応えはある。結局は退屈で平和な世界と、刺激的を求めて彷徨う世界のとどっちがいいの?という選択なんだろうが。そしてポパーの「抽象的な善の実現より、具体的な悪の除去」には自分も賛同する。この手の社会学系というか文化論系の本は大学時代だと前のめりで読んでしまいそうだが、大人になると一歩引いて読めるという違いはあると思う。

  • 113 びわ<br />

  • 小谷野先生は自説を展開する時よりも他人の議論に噛み付いてる時の方が輝いてる気がする。
    でも4章はかなり面白かった。

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