精神分析における話と言語活動の機能と領野 ―ローマ大学心理学研究所において行われたローマ会議での報告 1953年9月26日・27日

  • 弘文堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335150487

作品紹介・あらすじ

ラカン思想の精華『エクリ』の中核論文待望の新訳!1953年ローマでの講演は3年後の本論文でその十全な形を得た。「無意識は一つの言語活動として構造化されている」というラカン思想を貫くテーゼが、精神分析の革命とも言うべき"短時間セッション"の実践的論理の内に息づいている。本論文=本書において、ラカンの理論的練り上げの不変の軸と、その独自の実践を支える論理とが、見事に一つにまとまって呈示されている。-彫心鏤骨の新訳。詳細な訳注を付す。

著者プロフィール

1901-81年。フランスの精神分析家。パリ大学医学部などで学び、サン=タンヌ病院などで臨床に専念。1964年にはパリ・フロイト派を創設した。1953年から始められたセミネールは多くの聴衆を集めるとともに、大きな影響を与え続けている。著書に、『エクリ』(全3巻、弘文堂)。

「2019年 『アンコール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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