親族・相続 (伊藤真試験対策講座) 第2版

著者 : 伊藤真

• 弘文堂 (2009年5月30日発売)

感想・レビュー・書評

[た´ω`けさんの感想 · 2010年4月13日]

前から気になってる、シケタイ民法の項目立てに関しては、唯一これはかなりしっかりしてると思う。
シケタイ自体、地の文章がダラダラした体裁だから、まぁある程度は仕方ないのかもしれないけど。

序盤はかなり退屈。
条文をなぞるだけの文章が続くので、挫折必至。
ただ、中盤から終盤にかけては、具体例もふんだんに盛り込んでいて、非常に理解しやすかった。
遺留分の計算のあたりとか、民法の規定があっても、条文だけでは意味不明なところを非常に分かりやすく説明してくれてる。

個人的に親族相続の勉強が甘かったってのを差し引いても、すごく分かりやすかった。

著者プロフィール

弁護士

「2017年 『護憲派による「新九条」論争』 で使われていた紹介文から引用しています。」