基礎からわかる民事執行法・民事保全法

著者 :
  • 弘文堂
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335353789

感想・レビュー・書評

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  • それほどいい本とは思えなかった。
    文章はわかりやすいが、読んだ後、あまり頭に残らない。
    なぜなんだろ…
    少なくとも、司法書士試験では不要。

  • 【概要・粗筋】
    図表をふんだんに使用し、わかりやすさ重視の民事執行法・民事保全法の入門書。


    【感想】
    債務名義や第三者異議の訴え、仮執行宣言、差押転付命令など民法や民事訴訟法でときたま出てくる用語・概念を一通り簡単に理解するために、本書を読んだ。これらの言葉が出てきたときに、その都度法律辞典で調べるより、先に民事執行法・民事保全法の全体を俯瞰しておいた方が、用語や概念をより理解できると思う。このような目的としては本書は必要十分だと思う。230ページ程度の分量も手軽だ。

  • 民事執行、民事保全の初歩の初歩をまとめています。
    判例百選の搭載判例が数多くリファーしてあり(70件強)、百選といっしょに読むと、より深い理解につながります。
    本書をひととおり読めば、執行、保全は十分だと思います。

  • 民事執行法・保全法は,新司法試験でも部分的に問われるものであるが,なかなか手が回らない。中野のような優れた体系書もあるが,とりあえずざっと執行保全法の概要を掴みたいときには不向きである。
    本書は,民訴・民法の議論と関連させることを念頭に置いた上で,民事執行法を概説している。内容が淡泊すぎてわかりにくい箇所も部分的には存在するが,全体としてはわかりやすくまとまった良書である。

  • 民事執行・保全の基本書。
    試験レベルなら、これ1冊で戦える。

  • 平成19年8月25日(初版第4刷)。

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著者プロフィール

東京大学法学部卒業
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程(民事訴訟法専攻)修了(同課程在学中に司法試験合格)
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程(民事訴訟法専攻)単位取得退学
司法修習生、明治学院大学法学部助教授、東京地方裁判所判事、青山学院大学大学院法務研究科(法科大学院)教授等を経た後、現在弁護士
[著書]
『新版 司法試験論文本試験過去問 民事訴訟法』(辰已法律研究所・2005年)
『民事訴訟法から考える要件事実』(商事法務・2009年)
『基礎からわかる民事執行法・民事保全法〔第2版〕』(弘文堂・2010年)
『基礎からわかる民事訴訟法』(商事法務・2012年)

「2013年 『緊急出版 法曹養成制度の問題点と解決策』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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