要件事実論30講

著者 : 村田渉 山野目章夫

• 弘文堂 (2007年3月22日発売)

作品紹介・あらすじ

法科大学院で学修すべき要件事実の決定版!実務家裁判官(司法研修所教官経験者)と民法研究者(法科大学院教授)が討議を重ねて作り上げた要件事実の基礎教育と自己学修に最適のスタンダード・テキスト。設例の丁寧な解説とともに、事実摘示例やブロック・ダイアグラムを具体的に示し、暗記にたよらない要件事実の学修をめざす良きガイド。

感想・レビュー・書評

[kyokusenさんの感想 · 2009年12月4日]

二階試験・民裁（主張整理）の対策は類型別とこれだけで十分でした。
１・２巻、大江、岡口などはいらないと思う。

[TaichiItouさんの感想 · 2008年10月26日]

類型別の行間を埋める本ではなかろうか。
特に許されたa+bの説明(第8章)は，じっくり読めば，類型別の文章が如何に(良くも悪くも)洗練されているかがよくわかる。
後半の各論部分はやや冗長な部分がないわけではないが，それでも要件事実を理解するためには良い本だと思う。但し初めの一冊には向かない。
個人的には，問題研究→民事訴訟における要件事実第一巻前半→類型別読みながら30講　が良いと思う。

[江戸野郎さんの感想 · 2008年5月23日]

平成20年5月23日購入。

著者プロフィール

東京高等裁判所判事（2020年9月現在）

「2020年 『民事裁判の法理と実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」