最強の法律学習ノート術

著者 :
  • 弘文堂
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本棚登録 : 132
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335355288

作品紹介・あらすじ

法律学習の大海へ漕ぎ出すための羅針盤。初公開の著者オリジナルノート、学習段階別サイトマップ必見。法律の勉強を0からサポート。

感想・レビュー・書評

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  • 税金の計算をする人というのがほぼ正解なのですが、昨今の税理士は税金の計算だけでは食べていけません。

    記帳代行をやり、経営指導や会計処理を行い、法務面のサポートやFP的な支援も行って…

    という感じで、経営者や資産家のお客様の経営や資産運用をいろいろな面からサポートしています。

    いろいろやって大変なんですよ、マルチな知識とバランス感覚が必要となります。

    でも、税理士法人という組織ではある程度は立場や役職によって制約がでます。

    個人事業の商店のお手伝いなんてさすがにやらなくなってきます。

    別にいいんですけど、そういった仕事は他のスタッフに回して付加価値の高い、専門性の高い仕事をやってくれというわけですよ。

    でも、専門性の高い仕事って言ってもそんな転がっているわけではないでしょう。

    まあ、それでも付加価値をあげて、専門性を高めるのは一朝一夕ではできません。

    とりあえず事務所にいる時間は半分くらいは申告書のチェックや確認、スタッフの支援です。

    外向けの仕事は自分の専門性にあわせて仕事の専門性もあげていくしかないので、まずは自分の専門性やスキルをあげるしかない。

    そこで考えたのが法律家としての税理士へ向けてスキルアップするというもの。

    考えてみると最初はITに強い税理士になりたいと思って、次は金融や資産運用に強い税理士…

    IT系の資格もとったし、FPの資格もとりましたが、その都度、自分が考えた設定に向けて頑張って、そこで何らかの得るものがあればいいのかもしれません。

    今思っている設定がタックスロイヤー。

    法律をきちんと勉強したいと思って、昨年は大学院で補佐人講座を受講しましたが、そこだけで学びきれるものではありませんでした。

    勉強法をつかんだら自分でそのあとは継続しないといけないとその時から思っていました。

    でも、確定申告明けにいろいろばたばたして、医業経営コンサルタントの試験もあり、やっと再開できる感じです。

    で、ここから独学になるわけなのでどうしようかな…というところで、とりあえず近所にあるリブロへ。

    やっぱりここは木山弁護士の本に頼るしかないということで買ってきました

    きちんと法律の勉強をするためには勉強法から学ぶ必要があります。

    資格の勉強でも合格体験記を参考にするのが一番の近道になります。

    法律の勉強についても法律家の方が書いた体験記に学ぶのが一番の近道に違いない。

    法律の勉強は外国語のようなもので単語や文法から学ぶことも大事になるようです。

    そして法律ならではなの思考方法、論理的な思考力も重要になります。

    資格試験と違ってゴールがあるわけでもなく、模擬試験などの目に見える成果があるわけでもありません。

    とりあえず法律学習ノートを作ったり、条文を学ぶところから始めようと思います。

    法律の勉強といっても税法、行政法限定なので多少、この本に書かれているものからアレンジが必要となりますが、とても参考になる本だと思いました。

  • 究極の○○○シリーズでお馴染みの、木山先生の著書。
    法律を勉強する際に、どういうノートを作ったらいいかという、かなりターゲットが絞られる本。

    ただ、実際には「法学部に入ってまだ何をどう勉強したらいいか分からないよーっ」て人が一番に読むべき本のような気がする。
    かなり初学者向けの内容で、ノート以外の勉強の仕方なんかにも言及されてる。
    基本的には「自習するときにどんなノートやメモを作るか」って話が大半なので、予備校のテキストやら何やらで勉強しますって人にはあんまり役に立たないかも。
    というか極端に言ってしまえば、この本の中身を全部実行したら、もはや予備校本が一冊書けますよね…

  • 具体的にカードとかをもっとみたい。
    使えそうなものがあるので利用しようと思う。

  • もっと実際に使ったノートの実例を載せてくれると良かったかもしれない

  • これから法律を勉強しようとしている方に、その指針を示してあげるための本。
    ノート作成反対の僕としては、なるほど、こういう勉強の仕方もあったのか、という感じ。
    もっとも、勉強するにあたって意識していたことは共通しており、参考になることは間違いない。

  • 【レビュー】法学部新入生が読むべき本。本書の内容は、かりに本書を世まなったとしても一定期間しっかり勉強していれば身につくものばかり。逆にいえば本書を読んでいればすぐに身につけることができるので時間を有効に使えるという利点がある。
    【特記事項】
    ●事例問題の解き方
    1:問われていることはなにかを考える
    2:論点をみつける
    3:判例を思い出す
    4:キーワードを思い浮かべる
    5:キーワードを自分の言葉で書く
    6:自分が立てた要件に当てはめる
    ●刑法の事例問題では、行為が言及されている個所を番号でしるしをし、それぞれを連続した形で図で示せば、何をどう検討すればよいかがよくわかる。

  • 法政大学市ヶ谷図書館 所蔵
    所持×

  • 271227

  • 法学部試験や司法試験などの受験者向けにノートやカードの作り方をまとめた本。

    学生向き。再読不要。

  • いずれちゃんと熟読してみたい。

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著者プロフィール

青山学院大学法学部教授、鳥飼総合法律事務所 客員弁護士

「2023年 『新・税務訴訟入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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