復興コミュニティ論入門 [シリーズ災害と社会 第2巻]

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制作 : 吉井 忠寛  大矢根 淳  浦野 正樹 
  • 弘文堂 (2007年12月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335501029

復興コミュニティ論入門 [シリーズ災害と社会 第2巻]の感想・レビュー・書評

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  • 災害社会学の参考書

  • いわゆる「論文集」であり、大学時代の授業の参考文献(あるいはテキストそのもの)みたいな本なので、決して読みやすくはないです。が、自然災害や戦争後にコミュニティが復興に果たす役割と限界、メリットとデメリットが包括的に提示されているので、そのあたりのテーマをまとめて把握するには適当な本だと思います。

    6章の水害からの復興では、東日本大震災で大きな被害を受けた三陸も取り上げられています。そこで警鐘が鳴らされているのは、かつての水害を踏まえて設置された石碑や先達からの教えが軽視され、あるいは無視されて、海の近くの低地に人が住んでいることへの違和感と危機感の欠如。結果論ではあるものの、こうした専門家の指摘を真剣に捉えていたならば、もしかしたらもう少し被害が抑えられたのではないか、とどうしても思ってしまいます。なにせ、この章の締めくくりには「三陸の地震津波は30年以内に70~99%の確率で10~20m規模が想定されている」とされているのだから。

  • 講義のために購入。
    さまざまな具体例があり理解しやすい。
    ちょっと値段が高い

  •  三陸地震津波について大矢根淳 氏が次のような事項について記述している。

    1 明治大海嘯 岩手県宮古市
    2 コミュニティの復興と「忘」災
    3 一カ所に集められて展示されている各種の碑
    4「三陸地震津波は(各種の想定があるが)30年以内に70%-99%の確率で10m-20m規模が想定されている。」

    これらの事項から、どのような防災を実施し、
    どのような減災を計画したのかがよくわからなかった。

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復興コミュニティ論入門 [シリーズ災害と社会 第2巻]の作品紹介

地域を復元=回復する原動力に着目した、新しい復興論の誕生!震災・火山噴火・戦災・水害・大火など、災害現象と社会制度の接点で、どのようなことが起きているか?復興のプロセスで生じる、被災者の深い生活の営みに向き合う。

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