- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784335550898
作品紹介・あらすじ
構想から論文執筆までのプロセスをステップ別に解説する、質的研究への究極の入門書、M‐GTAついに登場。
感想・レビュー・書評
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研究にあたり参考図書
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質的調査研究を実践的に分析していく方法を展開。アンケート調査の自由回答やインタビュー調査に活用できる。
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昔は違うカバーだったな。
グラウデッドセオリーアプローチを学ぶには必読だと思う。
だけど、文章が冗長で読みづらい。
あと、データ対話型‥の本は併読した方がよいかな。
グレーザー、ストラウスの著書の解説書です。 -
M-GTAを使う人の必読書.2021年に『定本 M-GTA』が出たので定本を読むべきだが,わかりやすさはこの『GTAの実践』の方なので両方読むと良い.
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第1章
第1節 理論特性5項目
1 グラウンデッド・セオリーとはデータに密着した分析から独自の概念をつくって、それらによって統合的に構成された説明力にすぐれた理論である。
2 グラウンデッド・セオリーとは継続的比較分析法による質的データを用いた研究で生成された理論である。
3 グラウンデッド・セオリーとは人間と人間の直接的なやりとり、すなわち社会的相互作用に関係し、
第7章 どんな研究に適しているか
1 人間と人間が直接的にやり取りをする社会的相互作用に関わる研究
2 ヒューマンサービス領域が最適
3 研究対象とする現象がプロセス的性格をもっていること
第8章 分析上の最重要点
第一節 コーディングと深い解釈の一体化
◇分析上重要な3点
1 データのコーディングと深い解釈とを一体で行うこと
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本書はグラウンデッド・セオリーの理解を深めるという意味でも非常に参考になるのだけど、質的研究や量的研究のそれぞれの位置づけに関しての理解を深める意味でも参考になる。
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ななめ読み。
戈木クレイグヒル滋子氏の「質的研究方法ゼミナールーグラウンデッドセオリーアプローチを学ぶ」を読んで、この方法は私には向かないんじゃないか、と思いつつ、こちらの本も少し読んでみた。
グランデッドセオリーアプローチの歴史や一般的な説明の部分が多く、具体的にどうすすめるのかという実例を紹介した戈木氏による前著とは違っている。
しかも、同じグラウンデッドセオリーアプローチといっても、やり方もかなり違いそうだ。「データの切片化をしない」ということが強調されている。戈木氏の本を読んでデータの切片化というところでまず違和感を感じた私には、こちらの修正版のほうがちょっと希望のもてるやり方かな、とは思うものの、今は精読する気にはなれない。 -
目次
第1部 質的研究とグラウンデッド・セオリー・アプローチ(グラウンデッド・セオリーの理論特性
修正版M‐GTAと他のグラウンデッド・セオリー・アプローチ
質的研究への関心の多様性
数量的研究と質的研究の違い ほか)
第2部 修正版M‐GTAのステップ別分析技法(どんな研究に適しているか
分析上の最重要点
研究テーマの設定
データの範囲と収集法 ほか) -
06年度、二部ゼミで扱った文献です。