エクリ 2

  • 弘文堂
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335650055

感想・レビュー・書評

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  • 1巻読了から随分間を開けてしまったが、取り敢えず読了。とはいえ、精神分析に関しては門外漢な上、フロイトすら『モーセと一神教』しか読んでない有様なので全面理解には程遠い。"原著以上に難解な訳文"という斎藤環氏の有名なコメントにもある通り、絶対悪文だろこれという箇所もちらほら。原書に忠実たらんとしてこうなってしまったのだとすると、いやはや罪作りな本である。かの有名な〈父親-の-名〉に関する箇所を父の日に読むことができたのは、偶然とはいえ感慨深い。『吸血鬼と精神分析』のジャック・シャブロルには未だ近づけず……。

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著者プロフィール

1901-81年。フランスの精神分析家。パリ大学医学部などで学び、サン=タンヌ病院などで臨床に専念。1964年にはパリ・フロイト派を創設した。1953年から始められたセミネールは多くの聴衆を集めるとともに、大きな影響を与え続けている。著書に、『エクリ』(全3巻、弘文堂)。

「2019年 『アンコール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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