「甘え」雑稿 (弘文堂選書)

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著者 : 土居健郎
  • 弘文堂 (1975年11月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335650116

「甘え」雑稿 (弘文堂選書)の感想・レビュー・書評

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  • 「甘え」をキー・ワードに、人間心理の解明に挑んだ『「甘え」の構造』(弘文堂)の著者の、さまざまなエッセイや論考を収めた本です。

    漱石の『こころ』や、若き日のアウグスティヌス、さらには全共闘の学生たちを題材に、「甘え」にまつわる心理が具体的に語られています。

    おそらく、伝統的な「家」からの独立を求めた志賀直哉の小説にも、著者の言う「甘え」の心理から解釈することが可能なのではないかという気がしました。本書で取り上げられている題材はややまとまりがないように思えましたが、「甘え」の心理史という一つの観点から、日本精神史を見なおすこともできるのではないでしょうか。

  • エディプス aka 甘え。日本語で表現するとそういうことになる。精神病理を一言で説明するのに本当に手っ取り早い言葉である。また、「日本人しか甘えを認識することはできない」とも。

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