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みんなの感想・レビュー・書評
「専門的な部分を省いて」という文句が多いけれど、むしろ省かないでほしかった。この人は、わかりやすくかける分、専門を用語を難解に使いまわすとかはできないタイプだろうし。これは、河合隼雄も同じタイプなんだろうけれど。 ちなみに、日本人論が本著では展開されているが、これは精神分析論でもあるし、哲学も混入してくる。この人、意外と哲学に詳しいそれほど踏み込んではこないけれどね。ただ、聞きかじり、読みか... 続きを読む »
実は「甘え」という語は、日本独特の語彙である。甘えという受身的愛を示す日常語が存することが日本の社会と文化の指標であると著者はいう。無論現代日本の特質や、美点、問題点、その他病理、諸事万般にわたる全てが甘えに収斂されるわけでもあるまい。しかし、甘えの構造によって論理的説明可能な部分が多々あることもまた厳然たる事実だ。なるほどなとなんども首肯せざるを得なかった。土居先生の知見と卓見には舌を巻いた。... 続きを読む »
社会学の授業での参考図書として手に取りました。 結構なベストセラーになった一冊のようです。 心理学の視点からみた日本人、そして人間関係の考察が綴られており、興味深い。 「甘え」というたった一語のテーマからこれほどひろがりをもった議論ができるのかと勉強になりました。 言葉の単位での文化の考察といった面では、国語の教職の授業をとっている私にもとても興味深く感じられるところもあり、また以前読んだ... 続きを読む »
甘えとは願望であり、自分勝手な相手への依頼心である。これが人間に巣くう悪い感情の1つである。これに気づいているのと気づいてないのでは大いに違いがある。
研究会で読んだ本。
日本人の精神構造、日本社会の構造について「甘え」をキーワードにして読み解いている。おもしろいよ!!
エセ「名著」。「甘え」という言葉が、本当に日本にはあって外国にはないのか、といったら例えば韓国語には日本語よりよっぽどその手の語彙が多い、という批判が出たように、方法論的にきわめてズサン。それ以上に許しがたいのは筆者が本の発表時には「甘え」に積極的な効用を認めていたのが、いかにも安直にある種の、しばしば弱い立場にいる人たちを「それは甘えている」と便利に非難する風潮の尻馬に乗る格好で、自分が言った意見を裏切って「甘え」をもっぱらネガティヴなレッテルとしてきたこと。
新装版じゃない古いのを持ってるんですけど…まあいいや。
ともかく難しいことこの上ない本。土居先生が天才ってことはよくわかる。






