精神病理学臨床講義

著者 :
  • 弘文堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335651090

作品紹介・あらすじ

こころの病とは…人間の自由とは。115に及ぶ症例をきめ細かく考察し、西東古今の文献に浮かび上がるこころの迷路にも医学の光をあてながら、症状のとらえかた、診断のプロセス、疾患の概念を明晰精緻に解説。分裂病(統合失調症)の根底に、自由を求めてやまぬ人間の高貴な精神性を見つめる重厚にして華麗な仮想講義録。待望の『精神症候学』姉妹編。

感想・レビュー・書評

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  • 精神科医の最初の研修として、必読の本。基本的な症状について症例を挙げてわかりやすく解説している。発達障害を勉強する前に、精神科医なら精神病をマスターすべし。

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著者プロフィール

1948年、東京都生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。医学博士。フランス政府給費留学生としてパリ大学付属サン=タンヌ病院に留学したあと、慶應義塾大学医学部精神神経科学教室准教授、客員教授、群馬病院長を歴任。現在、六番町メンタルクリニック・精神療法センター長、日本精神医学史学会理事長。専門は、臨床精神医学、精神病理学、フランスの妄想研究、キリスト教人間学。
主な著書に、『精神症候学 第2版』、『ラクリモーサ――濱田秀伯著作選集』、『精神病理学臨床講義 第2版』、『精神医学エッセンス 第2版補正版』(以上、弘文堂)など。
主な訳書に、G・ランテリ・ロラ『幻覚』(監訳、西村書店)、E・ジョルジェ『狂気論』(監修、弘文堂)、ポール・セリュー+ジョゼフ・カプグラ『理性狂』(監訳、弘文堂)、香川修庵『一本堂行余医言 巻之五 癇とその周辺』(監修、創元社)など。

「2021年 『第三の精神医学 人間学が癒やす身体・魂・霊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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