レオン・ブロウ ― 薄気味わるい話 (バベルの図書館 13)

  • 19人登録
  • 3.67評価
    • (1)
    • (3)
    • (1)
    • (1)
    • (0)
  • 5レビュー
制作 : ホルヘ・ルイス・ボルヘス  田辺 保 
  • 国書刊行会 (1994年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336025685

レオン・ブロウ ― 薄気味わるい話 (バベルの図書館 13)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • ボルヘス編集のバベルの図書館シリーズ。画像が出なくて残念ですが、青を基調としたとても綺麗な装丁です。

    題名と表紙の絵から相当後味悪くて嫌な感じの話しかと思っていたが、ブラックユーモアとか倫理ぎりぎりの範囲の話でそこまで薄気味悪い感じでもありませんでした。10ページ程度の短編集なので読みやすいです。
    表紙が表示されなくて残念。たしかにこの表紙の絵はシュールというか意味不明というか変態というか。

    ★★★
    母の恐ろしい告解を盗み聞きした息子の顛末 / 煎じ薬

    邪魔な親の片付け方 / うちの年寄り

    「お金様は神様なのよ、だからこそ人間どもはこんなに躍起になってお金様を求めるのよ。わしらが造られたのはただただ、お金様を知りお金様を集めお金様にお使えし、それによって永遠の命を得るために他ならないのだ」
    悋気な男の示した金への信仰。 / プルール氏の信仰
    これはこれで「信仰」としてはごもっともな考え方だと思った。

    ある町に囚われ続けた夫婦の悲劇。不条理かつシュールな短編。 / ロンジュモーの囚人たち

    四人の男の思いついた陳腐な共同体とその当然の崩壊 / 陳腐な思いつき

    恋敵を殺した歯医者。しかし心は不安にさいなまされ… / ある歯医者への恐ろしい罰

    年老いて汚れた娼婦の最後の、そして切実な願い / あんたの欲しいことはなんでも
      主人公と娼婦に訪れた心情は崇高な感じもしました。

    自らの信念が跳ね返った男。 / 最後に焼くもの
     これは途中から嫌な予感がした通りの終わり方で一番後味悪いかも。

    自己犠牲を数え上げ、他者を責め続ける女 / 殉教者の女
     こういう女が幅を利かせ周りが破滅するというのが、この短編集が「薄気味悪い」となっている要因なのでしょう。

    哀れな目明きにご慈悲を!盲目者のなかで目明きになってしまった乞食の物語 / 白目になって

    殺し屋の命取りとなった油断 / 誰も完全ではない

    路上で見つけた落し物。ある人物の見つけた素晴らしいものとは… / カインの最も素晴らしい見つけ物
     これも途中でオチが想像つき…ブラックユーモアを越えた恐ろしさ。

    ★★★

  • くどいほどの前振りのわりにオチはぜんぶ判るし、話がブツッと終わってしまうので薄気味悪いというほどの印象も残らない。厭世的でペシミスティックなだけで幻想性は乏しい。

  • 第13冊/全30冊

  • たしかに薄気味わるい話。
    薄気味わるいというか、悪意を持って書いてる気がする。
    少し退屈。

全5件中 1 - 5件を表示

レオン・マリー・ブロアの作品

レオン・ブロウ ― 薄気味わるい話 (バベルの図書館 13)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

レオン・ブロウ ― 薄気味わるい話 (バベルの図書館 13)を本棚に「積読」で登録しているひと

レオン・ブロウ ― 薄気味わるい話 (バベルの図書館 13)はこんな本です

ツイートする