川端康成 白い満月 (日本幻想文学集成)

著者 :
制作 : 橋本 治 
  • 国書刊行会
3.89
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本棚登録 : 21
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336032300

感想・レビュー・書評

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  • 「白い満月」と「地獄」が好きです。
    つかみどころのない話なのに、根底は深いような作品だと思いました。
    「地獄」は人の関係性やシチュエーションが面白いです。

  • 掌の小説など川端幻想文学好きなので、ほとんど既読の話だったので★は3つ。初めて読んだ話では「弓浦市」が飛び抜けて印象に残った。お化けが出てくるわけではないけど、幻想を生き生きと語ってどこか常軌を逸した女がとても怖い。

  • 2012/6/4購入

  • 死が登場する短編集です。こういうのを読むと上手いなあ、と思う。でも正直、川端康成はあまり好きじゃないです(笑)

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著者プロフィール

一八九九(明治三十二)年、大阪生まれ。幼くして父母を失い、十五歳で祖父も失って孤児となり、叔父に引き取られる。東京帝国大学国文学科卒業。東大在学中に同人誌「新思潮」の第六次を発刊し、菊池寛らの好評を得て文壇に登場する。一九二六(大正十五・昭和元)年に発表した『伊豆の踊子』以来、昭和文壇の第一人者として『雪国』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』などを発表。六八(昭和四十三)年、日本人初のノーベル文学賞を受賞。七二(昭和四十七)年四月、自殺。

「2022年 『川端康成異相短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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