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- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784336038326
作品紹介・あらすじ
虎に扮してライオンと戦うはめに陥った男が檻の中で出会ったのは…。ユーモラスな展開の中に人生の深淵を覗く名作「銀色のサーカス」他、日常の裏側にひそむ怪奇と神秘をえがくコッパードの珠玉の短篇。
感想・レビュー・書評
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2013年10月16日
<The Post Office and the Serpent>
装幀/妹尾浩也詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20101010読了。
コッパードの短編集。
不思議な感情にさせられる完成度の高い短編が多い。
読んでいると、これらの物語は、ある特定の感情を生み出すという特殊な目的で作られているのかな、なんて感じさせられた。
物語を楽しむというよりかは、話を読むプロセスの結果生じる感情を味あわせたかったかのように感じる。 -
何とも不思議な余韻の残る短編集だった。湖の奥底で静かに明滅する光のような物語は、笑うに笑えないもの哀しさを秘めていて、じっと見つめているうちに溺れてしまいそうになる。
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英幻想小説家コッパードの選集。
ふるーいアンソロジーを想像していたら、その幻視に舌を巻くはめになった。
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