真実の問題 世界探偵小説全集 (33)

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制作 : 高田 朔 
  • 国書刊行会 (2001年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336041630

真実の問題 世界探偵小説全集 (33)の感想・レビュー・書評

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  •  倒叙物の法廷小説というか。読者は事件の真相も犯人も知っていた上で、裁判での被告側原告側の虚々実々の駆け引きを読まされることになる。犯人がわかっていても論理的に証明しなければ、あるいは陪審員を納得させられなければ、有罪にすることはできない。論理的にはそれが事実であるけれども、倫理的にどうかというのは別問題だ。こういうのはぼくは嫌いないので、読んでいてあまりの身勝手にイライラする。神様が黙って見ているのだろうかとつい考えたくなる。ちょっとしたお仕置きは用意されているものの納得いかない。

  • <pre><b>姉夫婦の家で開かれたパーティの夜、ジェス・ロン
    ドンは弁護士事務所の上司でもあった義兄が卑劣な
    陰謀家だったことを知り、怒りに駆られて殺してし
    まう。姉にかかった容疑を晴らすため殺人を自白す
    るが、法廷では一転して罪状を否認、自ら弁護に立
    つという奇手に打って出る。評決の行方は?</b>
    (国書刊行会オンライン・ブックショップ紹介文 より)

    資料番号:010472587
    請求記号:933.7/セ/33
    形態:図書</pre>

  • 外国の法廷ミステリはやたらと面白いねぇ。しかもこれは普通のものと逆。マローンみたいのとも違う。被告が弁護士で、自分の弁護を自分でやってしまうと言う、しかも巧みな法廷戦術で無実を勝ち取ってしまうと言うある意味とんでもない展開。特に法廷に入ってからは検察側の証拠、証言を次々にひっくり返していくその手際と展開の妙に惚れ惚れ。イヤー。面白かった。最後にはちょっとした油断から出たミスからの不信を暗示して終わると言うのも良かった。

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