ボルヘスの世界

著者 : 渋澤龍彦

• 国書刊行会 (2000年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[郁さんの感想 · 2021年9月27日]

視座の異なる読み方を。世界の把握の仕方を。解釈の幅を。大きく広げるように、自己を相対化していくように、ボルヘスが築いた世界を巡り歩き、人柄を感じ取ろうとした。個別的で多様な批評眼による発掘・解読・解釈は、言語遺産に接する時に適用でき、ボルヘスの作品に接する時にも適用でき、エッセーと作品が密接に連動し、継承性を備えている。批評家とボルヘスの自伝風エッセーが読む者に提供するのは、“技法”と“規則集”と言ってもいいものであり、芸術作品に対する伸びやかな好奇心を植えつけ、芸術的要素を愛撫する技術を磨かせてくれる。

[不軽青蛙さんの感想 · 2012年12月28日]

ボルヘス・コレクション

[もりさんの感想 · 2012年10月22日]

2012/10/20購入

[yuichiさんの感想 · 2009年2月8日]

2009/
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