すべての終わりの始まり (短篇小説の快楽)

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制作 : Carol Emshwiller  畔柳 和代 
  • 国書刊行会 (2007年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336048400

すべての終わりの始まり (短篇小説の快楽)の感想・レビュー・書評

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  • 2/27 読了。
    ジェンダー間ディスコミュニケーション!誇大妄想狂の老婆!読んでて心が痛い!

  • 現実に存在する、つまりはこれを読んでいるこちら側に存在する自己――にんげんの意識に入り込んでくるファンタジーで、きわめて独特に感じられた。取っ掛かりをつかめれば楽しめると思うけれど、それぞれのお話が短いので、そうであるからこそよくわからない人にはよくわからないまま終わってしまいそう。個人的にはおもしろかった。

  • 人目につかない存在、老女、不完全な存在が語り手の作品が多い。フェミニズムの匂いがする作品も。こういう不思議な風味の小説でユーモアが共存するのも特色。『自負と偏見』をパロった掌編も面白かった。「見下ろせば」もよかった。

  • どう転ぶかわからない目隠し感が刺激的な、ほんの少しSF風味なキテレツ系の短編集。主人公が状況を完全に把握していない不安な緊張感が吉田知子のようで、それなのにジョークっぽくしたくてたまらないらしい語り口がラファティ的。

    限られた知識・理解力とあふれる情熱でもって突き進む、つまりはおばちゃん属性の女たちが一人称で語る話が多い。イライラしてしまうのでおばちゃん的人物が主人公の話を面白いと思ったことがなかったのだけれど、この本に出てくるおばちゃん的女性たちは、微妙にけなげで乙女チックで、なんか良い。物事を完全に把握して行動するなんて実生活ではほとんどできないし、あるものでやっていくしかないっていうことが実感されるようになってきたからかも。

  • 2009/11/2購入

  • 老人(老女)、男と女、エイリアン・・・・不思議な味わいの短篇集。作中の老女の、老女になってなお、‘ある’より‘する’がいいとする気概に打たれる。

  • 途中まで。奇想天外、玉石混交の短編集

  • 短編集。素晴らしい短編集。最初、彼女の描く世界に入り込むまでに少し時間がかかってしまったけれど、入り込んだらもう!にやりと笑ってしまう、とぼけたおかしさの中にある、全ての人間を象徴する悲しみ!そして、最後まで読んでよかった。

  • 2007年の一押し! トーンは暗めですが、筆致の正確さやちがった主観を見せる手際などは他の追随を許さない。

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