お日さま お月さま お星さま

  • 国書刊行会
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本棚登録 : 132
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336051622

作品紹介・あらすじ

無神論者であるカート・ヴォネガットがアメリカ・デザイン界の重鎮アイヴァン・チャマイエフと共作した幻のクリスマス絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 先にイラストがあって、そのイラストにふさわしい物語を
    ヴォネガットがつけたという絵本。

    お日さま、お月さま、お星さまをそう解釈して
    そう逆の視点から見せるのかと、その発想に脱帽。
    なぜそういう物語にしたのか、理由が知りたい。

    カラフルでポップなイラストと、ミスマッチのようで意外と合ってる物語が
    素敵な絵本だった。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ミスマッチのようで意外と合ってる物語」
      ヴォネガットと絵本って、とっても驚き。アイヴァン・チャマイエフって結構著名なグラフィックデザイナー...
      「ミスマッチのようで意外と合ってる物語」
      ヴォネガットと絵本って、とっても驚き。アイヴァン・チャマイエフって結構著名なグラフィックデザイナーですが、絵本を描いていたとは知りませんでした。図書館に予約しなきゃ!
      2012/09/14
    • 黒百合お七さん
      偶然図書館で見つけた本なんですが、
      ヴォネガットの唯一の絵本なんだそうです。
      「そう解釈するのか!」な本ですので、どうぞお楽しみに~
      偶然図書館で見つけた本なんですが、
      ヴォネガットの唯一の絵本なんだそうです。
      「そう解釈するのか!」な本ですので、どうぞお楽しみに~
      2012/09/15
  • MoMAのトレードマークのデザインを手がけたアイヴァン・チャマイエフのイラストということで興味を持ちましたが、カート・ヴォガネットの書くストーリーは大人向けにしてもなかなか読みにくい本でした。
    "宇宙の造物主"が主役で、"いったいこれはどういうことなのか"という本文が私の感想そのものです。
    "やぶにやみ"(=斜視)といった言葉も普段聴き慣れていないため、理解しづらかったです。

  • 翻訳が読みづらくて集中出来なかった。

    オシャレグッズ・オシャレインテリアの範疇に入れられてる本だからそれでいいのかも…と思いつつも、やっぱり納得がいかなかった。

    編集力で、絵本としてきっちり仕上げられていない気がする。

    前書きにあるように「絵を見ながら自分のお話を作ってみる」のがいちばんいい読み方だと思った。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“コンクラーベ”で登場。
    http://harajukubookcafe.com/archives/795

    青山ブックセンター 佐々木貴江さんがmoumoonさんにプレゼンした1冊。
    『moumoonさんといえば、名前に月が入っていて、これから出る新曲が「Hello,shooting-star」ということで、星という言葉も入ってるのでこちらの絵本を選びました。』(青山ブックセンター 佐々木貴江さん)

    見事、moumoonさんの今読みたい本に選ばれました!


    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

  • 久しぶりにヴォネガットを読みたくなって、さくっと借りることにした。

     最初に到着したのは、彼の唯一の『絵本』だった。キリストを描いたと思われる物語。宗教が異なるからか、ぴんとこなかった。

     そもそも最初に絵があって、それに文章を付け足したらしい。どんな顔してこの文章作ったんだろうな。そっちのほうに興味があるな。

  • 絵が描かれたあとに文章を付け足したものらしい。

    キリストの誕生を右も左も分からない赤ん坊(キリスト)の視点から見たような絵本。

    絵といっても大雑把な切り絵みたいな単純な丸とか星のみ。
    これでキリストの話に持っていけたのはある意味すごいのかもしれない。

  • チャマイエフの色紙を切って貼ったような絵に、キリストが生まれた日を描いた文章が重ねられた絵本。でも宗教色はほとんどない。赤ちゃんが生まれた家庭の静かな幸せが伝わってきた。世界中、どの家でもこんな感じなんじゃないかという気がする。

  • カート・ヴォネガットが抽象画家の絵に文をつけた絵本です。

    無神論者である彼が造物主についてどう語るのか。

    ユーモアの効いた懐の深い一冊です。

  • なんだか感動的な気持ちになる絵本。
    イラストがとても好きな感じです。ずっとみていたいな。

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著者プロフィール

1922-2007年。インディアナ州インディアナポリス生まれ。現代アメリカ文学を代表する作家。代表作に『タイタンの妖女』『母なる夜』『猫のゆりかご』『スローターハウス5』『チャンピオンたちの朝食』他。

「2018年 『人みな眠りて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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