kiyosiさんの感想
2014年6月29日
ナポレオン軍に占領されるスペインの町。瀕死のフランス軍兵士が目撃した町の名士ボリバル侯爵とスペインゲリラとの密会。ナポレオン軍に対する反撃の3つの合図。3つの合図に警戒をするヨッホベルク少尉。レスリー大佐の妻を寝とる4人の部下。新たなレスリー大佐の愛人モンヒタにもちょっかいをかけるが。サリニャック大尉のスペイン人従者を泥棒として処刑するフランス軍。従者をボリバル侯爵の変装と考えるヨッホベルク少尉。
レオ・ペルッツ(Leo Perutz) 1882年プラハ生まれ、ウィーンで活躍したユダヤ系作家。『第三の魔弾』(1915)、『ボリバル侯爵』(20)、『最後の審判の巨匠』(23)、『スウェーデンの騎士』(36)など、幻想的な歴史小説や冒険小説で全欧的な人気を博した。1938年、ナチス・ドイツのオーストリア併合によりパレスティナへ亡命。戦後の代表作に『夜毎に石の橋の下で』(53)がある。1957年没。 「2022年 『テュルリュパン ある運命の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」