女たちのなかで

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制作 : John McGahern  東川 正彦 
  • 国書刊行会 (2015年9月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336059475

女たちのなかでの感想・レビュー・書評

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  • 強いのだけれど不器用で、愛情表現が下手で、孤独をかかえていて。少し前の時代には珍しくない人間像と思う。子供たちと必ずしもうまくいっているわけでないけれど、家族っていいなと思う。

  • 男たちはモランを手本にしてはならない人間と考え、反発し、家を出て行く 女たちは耐え忍び、赦し、受容する。モランとグレートメドーはどんなに遠く離れても家族全員の中心にあるが、特に女たちの中には家族を結びつける絆として強く強く刻みつけられているのだな…としみじみ。命の灯火が消えかけているモランが家族を育て、働いてきた自らの土地を見渡し、「死ぬことがこんなにも難しいことだとは思わなかった…」とつぶやく場面がとても印象的だった。そして人の営みの尊さと生への希望を感じさせてくれるラストシーンには心が救われました。

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女たちのなかでの作品紹介

元独立戦争の闘士で専制君主のごとく一家に君臨するマイケル・モランは年老い、その身には死が迫りつつあった。妻ローズとの再婚をめぐるエピソード、モランの健康を気遣い、結婚後もモランの様子をうかがいに帰郷する三人の娘たち、モランと衝突したきり二度と家に戻ってこようとはしない長兄ルーク、成長とともに遊びを覚え、ついにはモランの束縛から逃れるため家出をするマイケル。アイルランドの田園地方を舞台に、家族それぞれの人生を流れゆく歳月のなかに描き出し、人生の意味を静かに深く問いかける、マクガハンの最高傑作。アイリッシュ・タイムズ賞、GPA賞受賞作、ブッカー賞候補作。

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