何が「地方」を起こすのか:IT、「橘街道プロジェクト」、戦略と戦術と方法論
- 国書刊行会 (2016年12月15日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784336061089
作品紹介・あらすじ
地方創生や地域振興に何が必要なのか。日本が抱えている問題としての高齢化、人口減少などはそのまま地域社会が直面している問題でもあり、より直接的で緊急の問題であると言える。逆に考えると、地方は差し迫ったニーズ、すなわちビジネスチャンスの多く存在する場所でもある。AIや地域資源を地域活性化に有効利用した例として、「神戸コレクション」「橘街道プロジェクト」「日本アニメランド(淡路島)」など各地での取り組みを紹介。わが国の経済社会の未来に不可欠な要素を具体的に提示する。
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:601.1A/N37n//K
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経産省官僚による地域を活性化させる方法論が、近畿で行われている橘街道プロジェクトを中心に提示されている。推進中のプロジェクトで、成果が出るのはまだ時間が掛かると思うが、注目していきたい。
著者が実際のプロジェクトを推進されている方だとするなら、この内容は、とても惜しい。綺麗にまとまりすぎていて、泥臭さがない。事業化は、机上では分からない、しんどい部分が必ずある。その記述がない。事例として「株式会社いろどり」(葉っぱの販売)が上げられているが、成功要因としてあげられたのはITで、中心人物の七転八起的な話は触れられていない。橘街道でも、そこが聞きたかった。
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