慶応大学マインドフルネス教室へようこそ!

著者 :
  • 国書刊行会
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336061331

作品紹介・あらすじ

ストレスが減り、勉強や仕事のパフォーマンスが上がる!
 いま話題のマインドフルネスを手軽に始めよう。
 慶応大学・樫尾先生が教える「これなら続けられる」入門編。

 今や世界的大企業が採用するマインドフルネス。そのストレス低減や集中力アップという効果に、世界が注目しています。
 ストレスの根本原因は気が散っていること。自分の外に向かっている心の動きを内側に向ければ、毎日をスッキリと過ごせるはず。
 本書ではマインドフルネスの基本をやさしく解説し、日常のちょっとした場面への応用もお伝えします。

  【本書で取り上げるマインドフルネスの効果】
 ・集中力アップ → 問題解決のパフォーマンス向上
 ・自分のからだや呼吸に集中 → 自分の強みを自覚できる
 ・呼吸が深くなる → 新陳代謝が活発になる
 ・リラックスする → 免疫力が上がる
 ・心が余計な物事を追い求めなくなる → 幸福感が増す
 ・他人のことを自分のことのように思える → 人間関係が良くなる
 etc……

感想・レビュー・書評

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  • マインドフルネスはアメリカで瞑想から発展したもの。
    少し前にニュース等でよく取り上げられていた。

    1日10分、自分の呼吸と共に体の各部をボディスキャンし、自分に集中することで、心を解きほぐす。

    ストレスとは「気散じ」から生まれるもので、自分以外の物事に気を向けることで、それに対する思いや感情により、心と体が分離してしまう状態をいう。自分以外に気を向けずに、自分の内面に気を向けることで、緊張状態をやわらげ、リラックスできるとのこと。

    書いてある内容が明快で、すぐに読める。
    内容もシンプルでわかりやすい。
    説教臭くないのもよいところ。

    書いてあるとおりのことを実践してみたが、まだ1回しかやれていないので、正直きちんとできているか自信がない。
    心がリラックスというより、眠気に襲われてしまったが、これはリラックスしているということ、試した時間が深夜だったというのもいけないのかも。

    毎日やってみようと思いながら先延ばしにしている自分に気付き、1日10分という時間をとることすらおっくうになっていることが気持ちに余裕をもてない原因だなと思った。
    なるべく無の自分の時間を確保するということに意味があると考え、今後ものんびり実施する時間を狙いたいと思います。

  • 1日10分のマインドフルネスタイム
    に加えて、日常生活での応用方法は、
    短い時間でリラックスできて
    いいなと思いました。

  • マインドフルネスの入門書。
    手軽にマインドフルネスをかじってみられるよう、
    解説とお試しワークの紹介がシンプルになされています。
    ほんとに入口といった印象ですが、とっつきやすいです。
    少し実感をつかんで、ここからもう少し進めて…という感じですね。

  • 【Health】慶応大学マインドフルネス教室へようこそ! /樫尾直樹 / 20170731 (63/659) <158/81529>
    ◆きっかけ
    ・日経広告

    ◆感想
    ・ボリュームがなく平易に書かれており、手軽。
    ・一日10分の瞑想はやってみよう。ボディスキャンもトライ。

    ◆引用
    ・ストレスの根本原因=気散じの緊張(普段、いろいろなことに気が散ったまま生活している)と気疲れ(好奇心は多少満たされるが)
    ・ストレスのないリラックスした状態は、心と身体が分離しておらず、身体の中に留まって一つになっている状態。
    ・瞑想:ストレスの根本原因である気散じという緊張を解く鍵。心の筋トレ
    ・ボディスキャン:2呼吸している間、各部位に意識を向けて、しっかり感じる。一日十分(前半ボディスキャン、後半鼻呼吸)
    足裏、足の表、すね、ふくらはぎ、膝まわり、ふともも、腿の裏、おしり、下腹部、お腹、胸、背中、手、腕、ひじまわり、二の腕、肩、首後ろ、首n前、アゴ、口、鼻、ほお、耳、眼、額、後頭部、脳、頭頂
    ・通勤中、散歩中は足の裏意識して瞑想
    ・何かしようとするときに、ワンブレスおく。
    ・就寝前のボディスキャン:足裏から頭頂まで波が身体をなでていくように一気にスキャン。頭頂まで行ったら、逆に吐く息とともに、頭頂から足裏までスキャンしながら脱力。
    ・マインドフルネスで全体を俯瞰できるタカの目を持つ。
    ・身体や呼吸という自分の中に起こっていることにしっかりと気付けるようになると、そこから自分のものの感じ方や考え方について、除々に気付けるようになる。感情マネージメントも出来るようになる。
    ・不動心(ぶれない、おれない、あせらない)を持てる。

  • マインドフルネスは心の筋トレ。

  • ・待っているときにマインドフルネス

  • 【この本のお気に入り】
    ☆「気散じ」がストレスの根本原因
    ☆ストレスとは、自分の心が身体から離れていくことである

    【チャプター1】マインドフルネス
    ◎私達の普段の心の状態をじっくり観察すると、こんな風に、浅い深いや重要度の差こそあれ、色んなことに気が散ったまま生活している、ということが分かります
    ◎「気散じ」がストレスの根本原因
    ↳自分以外の気になっていることに心が奪われて、時に心が巻き込まれるという、この「気散じ」が普段の私達の心の状態
    ◎心と体の分離
    ↳ストレスとは、自分の心が身体から離れていくことである
    ↳ストレスがない状態というのは、心が身体と分離しておらず、身体の中に留まってひとつになっている状態
    ◎ストレスを増幅させる現代社会
    ↳メディアを通して様々なストレス
    ↳自分が「他人の感情のゴミ箱」になっている→それにお金まで払っている
    【チャプター2】1日10分、これだけでOK!
    ◎マインドフルネスをやってみよう
    <身体に注意を向ける10分間>
    1.身体の部位に意識を向けてみる5分…ボディスキャン
    2.鼻の呼吸に意識を向ける…呼吸瞑想
    ※何事も「いい加減」で無理せず行うこと
    <注意すべきこと>
    1.食後はおすすめしない
    →胃に意識が集中してしまうから
    2.寝る直前も✕
    →呼吸に意識が集中してしまうから
    3.朝にやろう!
    →1日のはじまり、思考もクリア
    【チャプター3】マインドフルネス活かしてハッピーライフへ
    ◎人混みで邪気から身を護る呼吸法
    ↳鼻から息を吐く時に、頭頂から噴水のように吐息が溢れ、自分の身体を覆うイメージをし、バリアを張る
    ◎家事や食事でもマインドフルネス
    ↳食器洗いは素晴らしい効果がある!
    ↳食べる瞑想/トイレ掃除など
    【チャプター4】瞑想のプラスα効果
    ◎頭が超良くなる
    →問題解決のパフォーマンス向上
    ◎心身ともに健康になる
    →免疫力、幸福感が向上
    ◎人間関係がよくなる
    →感情のマネジメントができて、モテる

    【読んで思ったこと/感じたこと】
    ・「ストレスとは、自分の心が身体から離れていくことである」
    この考えを知った時になるほどと思った。
    自分の今までのストレス原因はこれにあったんだと、腑に落ちたとはこのことである。
    ・瞑想をする マルチタスクをやめる 目の前で起きていることだけに意識を向ける
    さあ、忙しい現代社会とどう折り合いをつけていけるか、楽しみだ。

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著者プロフィール

1963年富山県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。早稲田大学・東京外国語大学助手、フランス国立高等研究院客員教授などを経て、慶應義塾大学文学部准教授。宗教学・比較瞑想論専攻。ReMS Japan日本総合瞑想センター(HP: http://remsjapan.wix.com/rems-japan)、および慶應マインドフルネスセンターを主宰し、マインドフルネスと太極法(内丹法)を中心に瞑想の実践・指導を行う。著書に『スピリチュアリティ革命』『スピリチュアル・ライフのすすめ』、『文化と霊性』『地球社会の新しいビジョン』(編著)ほか。

「2016年 『講座スピリチュアル学 第7巻 スピリチュアリティと宗教』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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