日本人のための「核」大事典: 核兵器 核軍縮・不拡散 核政策・戦略など核に関する疑問に応える
- 国書刊行会 (2018年12月18日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784336063236
作品紹介・あらすじ
究極の理想である「核兵器のない世界」実現への道筋はまったく見えてこない。現実に存在する核の脅威をどのように認識し、どう対処すべきなのか? 本書は、そうした疑問を持つ多くの日本人に応えるため、「核」問題に詳しい研究者らにより、身近な事典として集大成したものである。
核兵器の原理や仕組み、核兵器の開発・発達の経緯、地球上に拡散した核兵器の実態、主要国の核政策・戦略や核をめぐる国際的な取り組み、そして日本への核脅威の実態と日本が取り得る核抑止のための選択肢など、幅広い内容をわかりやすく展開。
感想・レビュー・書評
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核兵器の簡単な説明、国際社会の核政策・核戦略、核不拡散・核軍縮への取り組み、そして日本として、どういった核政策が取り得るか、が書かれている。極端な話、日本は核兵器を持つべきか否かだ。
現状、日本は、アメリカの核の傘によって守られている。しかし、アメリカの核抑止力は年々弱まっている。反対に北朝鮮、中国、ロシアからの核の脅威は年々高まっている。日本が核兵器を持つ必要性が高まる時がいつか来るのではないか?
核兵器を持つために超えなければならないハードルはかなり高いが、議論をすることが重要である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
陸自将官級OBを中心に纏められた核戦略の解説書。
わかりやすいのだが、OBにありがちな、雑な論理が散見される。 -
東2法経図・6F開架:319.8A/O24n//K
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