ゆりくまさん

著者 :
  • 国土社
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本棚登録 : 54
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784337030121

感想・レビュー・書評

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  • ちいさいときに読んでもらってからずっと、なにかあると読み返していました。中学生、高校生になってからも。

    私の心のささえです。

  • 占いを信じて生まれたばかりのマリちゃんを探し当て、世話をするゆりくまさんがかわいい。

    赤ちゃんにはハチミツは食べさせてはいけないんだけどね、なんてツッコミは余分かな。

    短めのお話8つでできているので、1話ずつの読み聞かせにも。絵本から読み物への移行期にもおすすめ。

  • この絵本はものすごく幼稚園児の私をワクワクさせました!
    内容はあまりに昔ではっきり思い出せないのですが、くまのぬいぐるみがしっかりと意志を持ち、あいらしくて、こんなぬいぐるみが私のところにもいたらいいのに…と思っていました。

  • 立原さんの作品が好きだ。
    絶版になってしまった著作も多いなか、これは版を重ねられ現在でも購入できる。
    人気なのかな?と思い、やっと図書館で借りた。

    真夜中の練習のたまもので、歩いたり人間のことばを話す、デパートの売れ残りのぬいぐるみ・ゆりくまさんは、買ってくれる人を待つことをやめて、自分の好きな人のところへ行こうとする。
    小さくてかわいい女の子をトランプ占いで探すと、カエデ町のマリちゃんだという。

    はじめは『くまのコールテンくん』っぽいな、と思ってしまい、おわりには『こんとあき』っぽいな、と感じる。
    読み終わってから検索したところ、『ゆりくまさん』の初版のほうが1971年で古かった!
    あかちゃんの不思議な力を話に加えているのが、おもしろい。
    大人にはわからないこともあるはず。
    絵本よりも長い童話の連作短編集になっているので、読み聞かせには幼稚園児に、一人で読むには小学校低学年に向いているのではないかと思う。
    良くも悪くも絵が印象的で、読み始める前には、もっとダークなおはなしかと思っていたら、違った。

  • 真夜中のデパートから抜け出して・・っていうはじまりなので
    読んだことあるかと思ってしまった。

    くまのぬいぐるみのゆりくまさん
    歩く練習も話す練習もして、デパートの本屋の本もよみつくしちゃったので
    お友達になる女の子(赤ちゃん)をさがしにまちにいって
    見事赤ちゃんはっけん!
    それからいろいろ冒険

    ねずみに赤ちゃんがかじられそうになるおはなしがこわかった・・!
    どきどき

    かわいいお話
    絵もかわいい

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著者プロフィール

東京生まれ。「立原えりか作品集」(思潮社)、「いわさきちひろ名作絵本」シリーズ(講談社)など著書多数。

「2020年 『たぬきのいとぐるま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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