とどまることなく: 奴隷解放につくした黒人女性ソジャ-ナ・トゥル-ス

著者 : アン・ロックウェル もりうちすみこ

• 国土社 (2002年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[cinejazz0906さんの感想 · 2021年10月1日]

黒人奴隷として生まれたイザベラは､9才のときニュ－ヨ－ク州キングストンで奴隷の競売にかけられる｡主人から怒鳴られ鞭打たれ､何度も売り飛ばされ､16才のとき結婚を強制させられる｡生まれた子は､奴隷として売られていく｡イザベラは神に尋ねた｢いつの日か 自由になる日がくるのでしょうか｣と｡･･･1823年､ニュヨ－ク州の奴隷制度廃止｡イザベラはソジャ－ナ(たえず先へ進む人)･トゥル－ス(真実)と名乗り､巡回説教師として奴隷解放のために尽くした｡ 1997年､NASAの火星探査機に「ソジャ－ナ」と命名された｡

[碧岡烏兎さんの感想 · 2005年4月28日]

烏兎の庭 第一部 絵本 9.12.03
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/ehon/tanpyo.html#030912

著者プロフィール

アン・ロックウェル　アン　ロックウェル絵本作家。学齢前の子どもたちにむけたノンフィクション絵本のパイオニア。著作は100冊を越え、夫ハーロー、娘リジーが絵をつけた作品も多い。翻訳されている作品に『とどまることなく-- 奴隷解放につくした黒人女性ソジャーナ・トゥルース』（クリスティー絵　森内寿美子訳　国土社）。アメリカ合衆国コネティカット州在住。

「2009年 『こんちゅうって なんだ？』 で使われていた紹介文から引用しています。」