トランプの中の家 (赤い鳥文庫 1)

著者 :
  • 小峰書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338078016

感想・レビュー・書評

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  • 不思議の国のアリスをほんのり思い出させるようなファンタジー。
    中学年に良い長さかと思う。
    先に読んだ『花豆が煮えるまで』はもう少し読書力のある子向きで、やっぱりこれくらい読み応えのある方が、大人の目には好きだなーと思ってしまう。

  • アリスっぽい表紙とタイトルに手をとったら、予想通りの満足感。
    女の子、森、うさぎ、異界の家に迷い込む、トランプ、料理、で安房直子だもの。

    言葉づかいが丁寧できれい。
    きちんを挨拶の仕方を教えるお母さんが良い。
    しかもそれでいて子供はやっぱり子供でわがままだ。

    うさぎの切りかえの早さが素敵。

著者プロフィール

安房直子(あわ・なおこ)
1943年、東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。在学中より山室静氏に師事、「目白児童文学」「海賊」を中心に、かずかずの美しい物語を発表。『さんしょっ子』第3回日本児童文学者協会新人賞、『北風のわすれたハンカチ』第19回サンケイ児童出版文化賞推薦、『風と木の歌』第22回小学館文学賞、『遠い野ばらの村』第20回野間児童文芸賞、『山の童話 風のローラースケート』第3回新見南吉児童文学賞、『花豆の煮えるまで―小夜の物語』赤い鳥文学賞特別賞、受賞作多数。1993年永眠。

「2022年 『春の窓 安房直子ファンタジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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