愛についてのちいさなおはなし (世界の絵本コレクション)

  • 小峰書店
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338126083

感想・レビュー・書評

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  • 文字の少ない、
    まさしく絵本です。
    やさしいタッチの絵です^ ^

    読む人の数だけ、お話ができるのたろうな^ ^

  • 夢みる少女の〝人を愛することの切ない心情〟を謳った大人の絵本です。〝女の子は、いつも 海のうえに すわっていた。 昼も、夜も、天気が どんなに悪くても〟やがて、ひとりの若者が乗った船が近づいてきて、女の子に笑いかけると、そのまま離れていってしまい・・・。愛することの苦しみを知った、ひたむきな少女の行末を祈る思いが湧いてくる、そんなイラストの一枚一枚にこめられた、作者の繊細な表現力に惹きつけられる絵本です。

  • こころの絵本第2位

    雨にも、風にも、暗闇にも、ひとりぼっちにも、
    どんな誘惑にも負けず、
    海の上で愛をまっている女の子。
    海にほうりだされたってくじけない。
    なんてたくましい!
    エネルギーをもらえる1さつです

  • なんだかよくわからないけれど、せつない感じは伝わってきます。

  • 海の上の杭にじっと座り青年をまつ少女の話。とっても暗い。少女の一方的な強い思いがこわいとすらおもえました。

  • 哲学的。静かなイラストが素敵。

  • 雨にも風にも,暗闇にも,ひとりぼっちにも,どんな誘惑にも負けず,海の上で,愛を待っている女の子。海にほうりだされたって,くじけない。なんてたくましいの。エネルギーをもらいました。

  • ずっと読みたかった絵本。
    文章と絵が分かれてて、文章を読んだ後、自分でゆっくりと考えながら絵を見ることが出来る。
    その場にとどまり家を大きくするのか。
    光の方向へいかだで自らこぎ出すのか。
    いや、こぎ出したいよね。たとえ光が見えなくても。

  • 中学位に読んでからずっと心に残っていて去年購入。初めて読んだ時ちゃんと寂しい気持ちとか思いっきり経験しないと次の恋愛へのポジティブな価値観を自分の中に作るの難しいのかもなって、思ったりしてた気がする(*^_^*)

  • 「女の子は、いつも海のうえにすわっていた。
    昼も、夜も、
    天気がどんなに悪くても。」

    絵がいい。海での物語なのがいい。たんたんとしたリズムがいい。
    愛を突き詰めて描くと、狂気な一面が見えちゃうもんね。絵本だから、余計にそれが目立ってる。

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